8月27日(土)に地下鉄南北線・自衛隊前駅に隣接する、札幌市交通資料館(2024年まで休館中)で
地下鉄「南北線営業第1号車」などを特別公開しました。
地下鉄高架下に保存されている「南北線営業第1号車」こと1000形の2両は札幌市営地下鉄が開業した
昭和46(1971)年12月16日から昭和60(1985)年3月まで運行され廃車になりました。
風雨で塗装が色褪せていましたが、札幌塗装工業協同組合が8月上旬、ボランティアで当時と同じ色調で
塗装し直しました。
地下鉄なのになぜか窓が大きい1000形(2000形)
こちらの試験車両も錆がだいぶん目立つようになってきました・・・。
市電の保存車両も公開されました。
ササラ電車
D1041
全国で唯一の路面ディーゼル車でした。
鉄北線(現在の麻生~札幌駅前間)の非電化区間用に作られましたが、後に電化された事で
この車両は実働僅か7年弱で廃車となってしまった車両です。
M101
ラッシュアワー対策で試験的に導入され、1961年7月から2021年10月迄運行された車両です。
導入当時は下の写真のTc1と連結され親子電車として市民に親しまれました。
Tc1
Tc1には運転台はありますが、モーターが付いてない為、自走出来ません。ワンマン化
に伴い、こちらの車両は1970年10月に廃車となりました。
目下、リニューアル工事中です。
2024年の春にリニューアルした交通資料館のオープンが待ち遠しいです。