キヨスク新札幌店の閉店により 北海道内でJR北海道フレッシュキヨスク(株)が経営する
「キヨスク」店舗は札幌駅構内の2店舗となりました。
キヨスクを冠する店舗から四季彩館と呼ばれるスーベニア店舗(お土産屋)やセブンイレブンへの転換
により一気に数を減らして絶滅危惧種と呼ばれても良いくらいになってしまいました。
キヨスク札幌ラッチ東店
キヨスク札幌ラッチ中店
こちらの2店舗も札幌駅リニューアル工事で閉店してしまう予感が。
Kiosk(キヨスク)の語源はトルコ語のKioushk[キオスク「あずまや」]とされさらにトルコ語辞典によれば
イラン語(ペルシャ語)のKushk[コーシュク「宮殿・別荘」]が語源とされています。
このようにKioskはペルシャ語の『宮殿』を意味する言葉がトルコ語で『あずまや』として取り入れられ
更にヨーロッパ各国へ伝わり、現在では一般的に「トルコ風のあずまや」や「駅・街頭などの新聞雑誌売場」
また「便利で小さな売店」として国際的に使用されています。
日本では、財団法人鉄道弘済会が、昭和48年(1973年)に駅売店の愛称を決めるにあたり、“キオスク”にキヨク
(清く)のイメージを託し、またキヤスク(気安くご利用して頂きたい)との思いも込めて“キヨスク(Kiosk)”として
発音・表記し使用しました。昭和62年(1987年)の国鉄改革に伴い、鉄道弘済会から事業を受け継いだ6社。現在
社名に「キヨスク」を冠としているのは、JR北海道フレッシュキヨスクと四国キヨスクだけになっています。
※ 鉄道弘済会から売店事業を受け継いだ6社~現社名 JR北海道フレッシュキヨスク・JR東日本クロスステーション・
JR東海リテーリング・プラス・ジェイアール西日本デイリーサービスネット・四国キヨスク・JR九州リテール
札幌駅内のキヨスクの店名「ラッチ」ですが、埒という意味で柵の中という意味です。改札内という言葉に繋がって
言います
。
株式会社JR東日本クロスステーションが営業する NewDays KIOSK は ニューデイズ キオスクと発音するそうです。