昨日、記事にした北海道神宮の末社です。
北海道神宮頓宮(とんぐう)
(札幌市中央区南2条東3丁目)
頓宮は明治4年、円山の地に鎮座した札幌神社(現・北海道神宮)が市街地と離れていて、冬季間積雪等
により参拝が困難になることから、明治11年に現在地に札幌神社遙拝所として設置されました。
明治14年から30年までの16年間は、この遥拝所で札幌神社社務所の事務が執られ、祭典のみ円山の
本社で執り行われた時代もありました。
明治34年9月1日に失火して焼失しましたが、明治43年札幌神社の造営を気に、明治11年に造営された
札幌神社拝殿の古材払い下げを申請して、本社神輿渡御の御旅所として社殿造営に着手し、明治43年11
月17日、頓宮と名称を改めました。
昭和22年9月30日、頓宮に札幌神社の御分霊を奉斎し札幌神社末社となりました。
昭和39年9月21日、札幌神社に明治天皇を増祀し、札幌神社が北海道神宮と改称されるに伴い、頓宮も
北海道神宮頓宮として今日に至っています。
御祭神は、本社と同じく、大国魂神・大那牟遅神・少彦名神・明治天皇です。
例祭は本社と同じく6月15日です。
社殿
お守りやお札も本社と同じものとなります。
頓宮の狛犬は、縁結びにご利益があるとか
こちらは平成6年の奉納
社殿の前にある狛犬は、明治23年の奉納 北海道最古の狛犬だそうです。
御朱印
境内に咲いていた桜
本社に比べて、こじんまりとしていますが、ご利益は本社と同じです。
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