「原発放棄」私案

2011-05-19 16:04:07 | 「パラダイムシフト」
                  「原発放棄」   


「国土が地震頻発地帯にある日本の国民は、自然循環を基調とする

地球環境との調和を重んじ、一度事故が起これば深刻な環境汚染を

もたらす原子力発電の使用、或いは核兵器の行使は、未来の世代へ

安全で美しい地球環境を引き継ぐ為に、永久にこれを放棄する」 

「前項の目的を達するため、光水風その他の自然エネルギーを活用

する。国の利権による阻害は、これを認めない」

 我々は、自分達がただ安楽に暮らしたいがためだけに自然環境を

破壊して、未来の地球上の全ての生き物の生存を危うくする自由ま

では与えられていない。



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「パラダイムシフト」

2011-05-19 09:40:18 | 「パラダイムシフト」
「パラダイムシフト」


 原発を抱える市町村のリーダーは、今回の福島原発事故の発生に

よって、人々の原発に対する受け取り方が大きく変化したことに、

未だに気付いていないのかもしれない。譬え、交付金によって財政

が安定したとしても、少なくとも原発から20キロ圏内の地域では、

人々はこれまでの様に、原発が在ることさえ忘れて暮らすことなど

出来なくなった。いくら国が安全の確保を宣言しても国そのものの

信用がメルトダウンしてしまったのだ。何れ、住民の多くはその土

地を離れて行って、いくら交付金を支給されて潤ったとしても、そ

もそも何の為の財源なのか?つまり、未だ交付金に拘る市町村のリ

ーダーは、「フクシマ」後の住民の意識転換を認識していないので

はないだろうか。それは市町村に止まらず、県や国に於いてさえも

同様である。放射能汚染に怯えながら不安を抱えて暮らす土地でい

ったい誰が子孫を繋いでいくだろうか?電力不足を心配するのは原

発事故の心配のない都市で暮らす者の論理だ。如何に安全を取り繕

っても、終りのない見えない不安、それは恐怖そのものである。 

 我々は、いみじくも二度目の敗戦と呼ばれる今回の震災を省みて、

憲法に、戦争放棄と並んで新に「原発放棄」を付け加えるべきではな

いだろうか。



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