実を言うとワタクシ、映画は好きなのだが映画館へ出かける事で手一杯で。
役者や監督の名前をおぼえたり、その人達の過去の監督作品や出演作品を思い出したりという事までは頭が回らない。
頭が回らないながらも、かろうじて時々、役者の名前をおぼえていたりするのは、きっと、(合っているか間違っているかはともかく)その人の名前の音(おん)から何かを連想しているためだったりするのだろう。
だから、ニコラス・ケイジという名前は良く覚えている。
ニコラス・ケイジが、時には詐欺師であったり、時には消防隊の中間管理職であったりすると、ケイジという名前であるのに刑事役以外で出ているのが不思議で仕方が無かったりする。
、、、、、、、申し訳ない、この辺のベタな論理はさておいて。
そのニコラス・ケイジが驚異的に業務知識豊かなトレジャーハンターに扮した、『ナショナル・トレジャー』。
どんな訳のわからん暗号でも、たちどころに解いてしまう。
ついこないだ地上波でやっていたので再確認したのだが、トレジャーハンターの業務知識には無縁のワタクシでも「オイオイ」と突っ込みたくなる事があって。
手がかりは、午後3時22分、、、、、、、
たったそれだけの時刻にこだわって、どこやらの建物の時計塔の影が映った壁のレンガを掘り出すという荒業で、極めて重大な手がかりにつながる手がかりを入手する、という超スペクタクルで超スリリングなシーン。
これが例えば夏至だとか冬至だとか、特定の日の午後3時22分という設定であるならばフムフムと納得も出来るが、お天道様の軌道に関する条件に一切触れないという大胆な推理がズバズバ当たって、手がかりが次の手がかりを呼び、結局、お宝を掘り当ててしまった。
けなしているわけではない。
それどころか、めっちゃくちゃに面白かった。
天下のディズニー映画を敵に回すほどの度胸は無い。
そのめっちゃくちゃに面白かった映画の続編がやってきた。
ワタクシなんぞより遥かに映画通であるN嬢に先を越されてしまったのだが、本日、負けじと鑑賞。
髪型については密やかな疑惑があるらしいが、今回もニコラス・ケイジは健在である。
ワタクシなんぞに、冬至だとか夏至だとかでつっこまっせるような隙を与える暇も無く、手がかりに次ぐ手がかりがさらに次ぎの手がかりを引き寄せていく。
スクリーン上で物語の全容が暴露されても、まだ残った疑問がある。
47ページ目には、いったい何が書かれていたのだろうか?
ここだけの話、この謎は、ワタクシには解けている。
47ページ目には、徳川埋蔵金の手がかりが記されているのに違いないゾ。
来るべき第3作目は、日光江戸村での大ロケーションが展開されるのかも?
ここだけの話、、、、、、、
あ、そうそう、
髪型疑惑はね、
CG処理という事で穏便に済ませておこうっと。