画面左側の日陰になっている建物(シロートが写すとこうなる、、、汗)が兵庫県立美術館。
平日だと言うのに、かなりの人手だった。
シルバー世代が多かったせいもあるが、展示物の前の人だかりがなかなか進んでくれない渋滞箇所があった。
前に進んでくれないので列から離れ、遠回りに追い越して前に進んでみると、次の人だかりの後ろからの観賞となってしまう。
人が通れるスペースが無いのに、ワタクシの肩にぶつかったり、平気でワタクシの足を踏んづけたりしながら前に割り込んでくるヤツがいて、一時は、ちょっとばかり機嫌が悪くなってムッとしての観賞となった。
さすがにデイバッグを担いだ人はいなかったが、ショルダーバッグを肩にかけた女の人が近くにいてそのショルダーバッグが邪魔になってしようがない。
肩にかけずにじゃまにならないように手に持つとか何とかして欲しかったなぁ、もう
こうして、ごくたまにだが美術館とか博物館とかへ行った時、よく不安になる。
つまり、観賞の仕方が良くわからない。
最初に入った位置をキープして、行儀良く列に並んで、前の人が進むのを待つべきなのか?
そうすると、混雑の具合によっては何時に帰れるのかが心配になってしまう。
かといって、小心者のワタクシには、ズケズケと他人の前に割り込んでいく度胸は無い。
カリカリせずに、展示物に集中すべき、、、、、それはわかってはいるけれど。
そうそう、そういえば、博物館とか美術館では所要時間をどれくらいに見ておけば良いのだろう?
1時間半くらいの所要時間のつもりで、40分くらいで出口にたどり着いた時もあったし、予想したよりも混んでいて、帰りの電車の時間に間に合うかどうかハラハラしたこともあったし。
出口までたどりついてしまってから、まだ時間の余裕があれば、順路を逆にたどっていくのも手だと思うが、許されるのだろうか?
出口を出てしまってからでは、再入場はできないし。
ワタクシなら、道に迷ったふりをして、順路を逆行すると思うが、、、、、、、
今まで行った美術館や博物館の展示を思い出してワタクシの乏しい経験から考えると、展示物を一つ一つ眺めて、解説のパネルも全部読んで、どこの会場でもレンタル料¥500の音声ガイドも全部聞いて、という段取りで1時間半くらいあれば、たいていのところはクリアーできると考えている。
だが、もしも、松山千春の歌に出てくるような果てしなく広がる大空のように広大な美術館や博物館があるとすれば、1時間半ではとてもとてもクリアできないだろう。
会場の広さは別としても、単純に所要時間を決め付けるわけには行かないかも。
もしも、途中、1点でも素晴らしい展示物に感激して身動きできなくなったりしたらば、もっと時間が必要となるからだ。
ワタクシの場合、元来、行列自体が苦手なのだ。
かといって、極端に入場者の少ない展示会も味気ないし。
結論は、時間を気にしないこと。
それに尽きる、きっと。
美術館の奥には、海が広がる。
ビーフカレーを食してから、海を眺めて、ちょっとばかりイラついた気分を沈めて帰るとしよう
そうそう、神戸でのだまし絵展は11月3日で終了らしい。
今日は日曜日だから、私が行った日以上の混雑になるのはまちがいない。
はた迷惑にならないように、手荷物はコインロッカーに預けて、手ぶらで観賞したほうが良いと思う。
コインロッカー料金の¥100玉は、帰りにキーを入れて扉を開ければ戻ってくるので。