雨の匂いは感じなかったものの、曇り空の『日本へそ公園駅』は単線の無人駅だった。
その駅前に、岡之山美術館があった。
横尾忠則は、1936年に西脇町(現在の西脇市)に生まれ育ったそうだ。
この美術館では、テーマを変えながら横尾忠則の展覧会が催されていると知って、入館してみた。
大人¥310の入館料で、展示スペースも広くはないが、過去の展覧会パンフのバックナンバーがたくさん揃っていた。
そのうち、
『横尾忠則、音楽をデザインする』(1986年発行)
と
『横尾忠則日本幻景"73-"74展』(1991年発行)
の2冊のパンフを購入した。
それぞれ¥1,000。
20年から25年間保存されていたパンフは、少し黴の匂いがした。