不信心者を充分に自覚しているワタクシであるが、1月6日、昨年に続き熊野本宮大社へ立ち寄った。
階段は、今年も去年と同様に百何十何段かが立ちはだかっている。
去年と違って感じるのは、今年はこの階段を登っているワタクシの太ももが笑い出してきた事だ。
「膝が笑う」のはよくある話だが、太ももが笑い出したのだ。
来るものが来た、、、、
ついに来た、、、、、、
年齢の壁、、、、、、、
笑い出した太ももをなだめながら、階段を上がっていく。
な~に、本殿はもうすぐだ。
無事にたどり着いて、お参りを済ませ、去年同様、交通安全のお守りを求める。
初詣の混雑時期を過ぎていたのだろう、社務所では『助勤者』という名札を付けた高校生のアルバイト少年が暇そうに鼻歌を歌っている。
気分良さそうに鼻歌を歌っている所を中断させて申し訳ないと思いながら、小さめのお守りを購入。
今では、これまでと変わらず、一見するときれいな町並みを見せているこの熊野本宮大社のあたりだが、去年の台風12号はここにも大きな傷跡を残した。
昨日、クルマで聴いたラジオでも話していたが、この辺りの商店の1階の天井まで浸水したのだという。
たくさんの人が訪れるお正月に間に合わせるために、地元住民やボランティアの方々が懸命に復旧作業をしたのだという。
道路を隔てた向い側の世界遺産熊野本宮館は、今もこんな状態で閉館中になっている。
大阪プロレスも応援している。
帰りがけ、河原の方でヘリコプターの音がしているので覗いてみた。
レスキュー隊がヘリコプターで救助訓練をしているようだ。
新年の熊野本宮の空。
青かった。