今年はフットワークが重くて、2月になってもいまだに1本もライヴ観戦をこなせない。
自分のスケジュールを見ると、2月中はどうも無理な様子なので、過去帳を開いては時間稼ぎをしている。
リーダーがベースのスタンリー・クラーク、ドラムスにレニー・ホワイト、そしてピアノが上原ひろみ。
これは、去年どころか、一昨年のライヴ。
2010年11月30日、サンケイホールブリーゼにて。
編成はそのつど違うが、ロン・カーターのベースは何度か聴いた事があるものの、ついに生のスタンリー・クラークとの初対面となった。
ステージ上で、スタンリー・クラークの代名詞のトラ目のアレムピック・ベースを後に立てかけているのがず~っと気になっていた。
このアレムピックをいつ弾くのかと待ちわびていたが、最後、1曲弾いただけだったなぁ、(たぶん)。
しかし、初めて聴いた生のスタンリー・クラーク。
このオッサンのアコースティックベースの強烈な音圧とフレージングったら無かった。
あんなに弦を叩いているとベースがぶっ壊れるんじゃないかと心配してしまったくらい。
これならエレキベースが無くても納得かな。
それに負けじと、レニー・ホワイト。
爺ちゃんと孫娘のような年齢の差を感じさせず、その二人のレジェンズに負けなかった上原ひろみにも納得。
ちなみに、こんな風にガラス越しにポスターを撮る時は、ガラスに自分の姿が写ってしまわないようにアングルに注意しましょう。