4月12日、ギターライヴに出かける前にツタンカーメン展に立ち寄った。
ツタンカーメン展は、1965年に東京、京都、福岡の3都市で開催されてから約半世紀以来なんだという。
駅の改札口には、『ツタンカーメン展入場50分待ち』という表示があったのでちょっとビックリ。
そこそこの混雑は予想していたが、平日だから大丈夫だと油断していたわけだが、交通費使ってここまでやって来たのに観覧せずに引き返すのも癪にさわる。
この後のスケジュールを考えて、1時間以内ならば待ってみようかと観念して、元サントリーミュージアムだった会場に向かう。
駅では『50分待ち』の告知があったが、ミュージアムの入り口では『30分待ち』になっているので少し安堵して¥2,500のチケットを購入。
チケットを買った後は、行列に並ぶ。
上の写真の行列はまだ館内の様子で、最後尾は画面右方向の館外に出なければならない。
ノロノロと少しずつ進んでいく行列に並んでゾロゾロと入場できたのは、50分ほど経ってから。
ようやく入館したものの、その後が大変。
人間だらけで、とてもじゃないが順路通りにのんびりと観覧できない。
人の頭越しに展示物の一部分を眺めて、展示ケースに書かれた解説文を読んで「ふ~ん」とうなって次の展示物に。
音声ガイドを聞きながら、解説文を全て読みながらだと1時間半ほどの展示だと思うが、人だかりの頭越しにちらちらと見えそうで見えないでも見なければならない展示物を群集の隙間から斜めから眺めて進んでいくと、30分少々で出口にたどり着いてしまった。
博物館でも美術館でも、こんだけ落ち着かないで観覧したのは初めての事で、最初に上野にパンダがやって来た時はもっとすごい騒ぎだったんだろうなと、あらぬ想像をしてしまった。
消化不良を解消すべく、少しでも復習しなければと思い図録を購入したいところだが、ミュージアムショップがこれまた大混雑で、レジ前には、何重にも折れ曲がった大行列ができている。
ワタクシの地元にユニクロが新規開店した時の大騒ぎを思い出してしまった。
幸いな事に、展示ホールからの出口、音声ガイドを返却するカウンターあたりに図録だけを販売するコーナーがあったのでそこで1冊購入。
¥2,500。
昨日の報道によると、大阪で開催中の「ツタンカーメン展 ~黄金の秘宝と少年王の真実~」は、オープン1か月足らずで早くも入場者数20万人を突破したという。
大阪会場は、6月3日(日)まで無休で開催。