lizardbrain

だらだらぼちぼち

おっとり刀で四国 (2) 太龍寺ロープウェイ

2013年04月16日 17時30分12秒 | 風景光景

4月4日。
前日から乗り込んでいた徳島のホテルを出て、最初の目的地、太龍寺ロープウェイに向かった。
太龍寺までは徳島駅からおよそ35kmくらい。
なんせ4年ぶりの四国大陸であるからして、できるだけ大好きな海沿いのコースを走行したかったのだが、カーナビが指示する道のりは海岸を離れて山沿いに山沿いにとワタクシを誘導してしまう。

花粉という天敵もさること、この季節の外出に一番やっかいなのが黄砂というやつで、この日も朝から空は妙にかすんでいた。
近くの景色はまだしも、遠くの景色はトレーシングペーパーを空に貼り付けたかのようなかすみ具合だった。
この様子では、せっかくロープウェイに乗っかっても、下界までの視界不良のために何にも見えないかもしれないなぁ、、、、
と心配しつつ、だからといってここで引き返すわけにも行かないという、ワタクシなりの意地がある。



どうにも頼んない意地を押し通しつつ、太龍寺ロープウェイの乗り場にたどり着くと、ここまでの道中で心配したほどの視界不良はなく、やや曇り空という感じだったのでこれくらいですんで良かった良かったと、安心した。



乗り場の裏手には川があり、まだ桜の花が咲いていた。


 
左手にまわって赤い橋を渡り、チケット売り場を探す。



往復¥2,400(JAF割引が確かマイナス¥200だった)でチケットを購入して、しばし発車待ち。
どうやら太龍寺ロープウェイは西日本では最長らしい。



動き出すとすぐに眼下に川が広がってくる、もっと上昇していくと平野部も山々もどんどん遠くなっていく。



中間地点で反対方向行き(つまり山を下る)のループウェイとすれ違う。
たいていの人は、童心に返ってしまうのかここでお互いに手を振り合ったりするが、ワタクシは気恥ずかしいのでひたすらカメラに集中する。



およそ10分で山頂駅に到着。

          

駅舎を出ると、目の前に四国霊場第21番札所の太龍寺に続く階段が待ち受けていた。

          

当然ながら、お遍路さんの白い衣装(何と呼ぶ衣装なのかわからないが、背中に『同行二人』とか書いている服ね)を着た人が多かったが、信仰心の薄いバチ当たり者のワタクシのようにGジーンズ姿の人もちらほらいたのがちょっと意外に感じた。



太龍寺の写真がも少し手元にあるので、残りは次回に続く。