パット・メセニー・オーケストリアン・プロジェクト、、、、、、
あれからもう4年も経っているが、2010年6月9日、サンケイホールブリーゼでのオーケストリアン・ライヴを目撃した勢いにのってすっかり興奮状態のままブログに書いたこともあるのだが、
いよいよ5月20日21:00から、WOWOWで『パット・メセニー・オーケストリアン・プロジェクト』のライヴが放映される。
5月20日という事はつまり今日の事で、うっかり留守録を忘れてしまうと大変な事になる。
ワタクシは買っていないが、既にオフィシャル映像としては
パット・メセニー/オーケストリアン・プロジェクト
というタイトルでCD、DVD、あるいはブルーレイで市販されている。
収録場所とその時期によると、今夜の放映と既に市販されている映像は同じ内容と推測される。
ただ、このブルーレイ盤の収録時間は177分なのに対して、番組表によると今夜のWOWOWでの放映時間は110分。
その上、番組の冒頭では番組ホストのイギリス人のオッサンがその日のプログラムやら出演ミュージシャンについて解説したり、(つまり自慢タラタラとあやふやな自身の薀蓄を得意げに披露するわけで)その時間を差し引くと110分も無いと推測される。
もっとも、市販盤の方も演奏シーンがどんだけの時間収録されているのかが不明だが。
演奏内容はもちろんの事だが、市販盤がリリースされた時の音楽雑誌の紹介記事によると、演奏中にステージ上を動き回るパット・メセニーが今いるその位置で聴こえるサウンドが5.1chで再現されているという仕掛けもあるらしい。
だから、パット・メセニーが少しでも移動するとそれにつれて再現される音場も変化していくのだとか。
ただ、今夜放映されるプログラムにも同じ仕掛けを施されているのかが不明だが、それもこれも含めて、見逃す手は無い。
(映画もそうだが)WOWOWの音楽番組は、何度か繰り返し放映される物が多いのだが、今夜のパット・メセニーに関しては少なくとも今月中は今夜1回限りとなっている。
そうそう、今年の秋、オーケストリアン・プロジェクトとしてではなくて、『パット・メセニー・ユニティ・グループ』として日本にやってくる。
そのうちの神戸でのライヴのチケットは既に入手済み。
ホールのメールマガジン登録者対象の電話先行販売の日に、どうせつながらないだろうとアタマからあきらめたまんま電話してみたのだが、話中のために3回くらいかけ直しただけであっさりとチケットセンターにつながったのにはホントにビックリした。
その上、希望通りの座席位置のそこそこの席を取れたのが、これまたラッキーだった。
当然、冒頭のイギリス人のオッサンの自慢タラタラ薀蓄話は冷酷にカットしてブルーレイに保存するつもりでいる。
このオッサン、以前にラジオの音楽番組の中で、シー・シェパードを扱った映画について、
「一見の価値がある映画です」
とコメントしているのを聴いて以来、大嫌いなのだから。
大嫌いなオッサンは別として、
10月の神戸のライヴも楽しみだが、今夜の番組も大いに楽しみ。
留守にはしないけど留守録はセットしているが、万一、突然の天変地異が起きて大雨が降って画像が乱れたり、まさか放映時間中に停電なんか起こりませんように。