あわただしく脈絡も無く、吹田と神戸と西宮へ行った1月15,16日は、十三に連泊していた。
いよいよ帰らなければならない17日は、まだ少し時間があったので、この機会にもう1箇所立ち寄る事にした。
宝塚市にある手塚治虫記念館だ。
一昨年、宝塚に宿泊した時、ホテルに向かう途中でこの記念館を素通りしてしまったというか、立ち寄る時間が無かったのをず~っと後悔していたのだ。
私設だと思い込んでいたのだが、この手塚治虫記念館は宝塚市立の施設らしい。
エントランスの足元には、手塚キャラの手型足型が待ち構え、それを眺めているだけでワクワク感があふれてくる。
写真撮影して良いかどうか受付でたずねてみると、2階の企画展以外は撮影OKだそうだ。
その企画展では、『忌野清志郎展』が開催されていた。
(右上の画像、ステージ衣装の展示は撮影OK)
ブルーノートでのライヴ映像が上映されていて、そこから流れてくる『トランジスタラジオ』を聴いていると、つま先がリズムを刻みだして止まらなくなった。
映像をじっくり見ていると、RCサクセションにはドラムスが2人いる事に気づいた。
さほど広いスペースではないが、あちこちに手塚キャラが総登場し、手塚治虫の幼少時からの足取りを再確認できる展示に引き込まれてしまう。
おチビさんだった頃のワタクシが定期購読していた、『少年画報』の現物にも久々にお目にかかれてワクワクしてしまった。
手塚治虫記念館にも2時間近く居座ってしまった。
駅前のベーカリーカフェで軽く昼食。
宝塚市のカフェ内で聞こえてくる他の客達の会話は、聴きなれた鋭角のどぎづい大阪弁とは違い落ち着いたリズムがあると感じた。