こうして10月8日に富山にたどり着いてから、東北の南部を非効率的に周遊したわけだが、今回の最終目的地は、この日の須坂市須坂市メセナホールでの大貫妙子コンサートだった。
半年ほど前に、Twitter経由でHPでの先行販売を見つけて、ダメ元で申し込んでみたら当たってしまったのだ。
で、10月14日(日)
開場16:00、開演16:30。
一度は台風に邪魔されながらも、この日、この時刻にこの場所にいられるように行程を組んだらこうなったわけで。
開場直後の物販コーナーでは、大貫妙子のCDがどんどん売れていた。
どうやら、最新アルバムにサイン色紙が付いているような気配がしたぞ。
過去に一度だけ大貫妙子を体験したビルボードライヴ大阪での演奏時間は80分程度だったけど、この日のメセナホールではゲストが原田知世とバンドネオンの小松亮太という豪華な顔ぶれで、休憩なしで2時間弱くらいの演奏だった。
ギタリストの小倉博和は、前回ビルボードライヴの時と同じように、たくさん持ってきたギターの中にバックパッカーも弾いていた。
プロ仕様にカスタマイズしている可能性はあるが、どうしてワタクシが弾くバックパッカーと違う流麗な音色で鳴るんだろうか?
そこそこの良席にも恵まれ、長野県で聴く大貫妙妙子の澄んだ歌声が気持ちよかった。
終演後、駐車場の混み具合に一時は絶望感さえ感じたのだが、意外にもスムーズに出る事が出来た。
翌15日(月)は、ひたすら帰るだけだったが、ほとんど高速道路を使うとは言っても、さすがに走行距離600kmを超えるとキツかった。
『メセナホール』という名のホールは色んな所に存在するみたいで、枚方のホールもそんな名前ではなかっただろうか?