封書が届いた。
中身には何の問題は無いのでここでネタにする必要性は無い。
せめてもう少し多かったらなぁ、、、、、、というボヤキは別として、
ボヤいていればどんどん増えるのなら、どんどんボヤキたいところだが、ボヤイたところで誰も対応してくれない。
ため息をつきながら、封筒そのものに視線が行った。
封筒の右下に切れ目が入っているのに気づいた。
赤い矢印が指す先に、小さく半円形にカットされているでしょ?
昔、昔、その昔、今よりも厚くて硬い紙の切符で電車に乗る時に、改札口でパンチされた時のようなカット。
今まで、こんな風になっていなかったのに、、、、、、?
これはいったい何を意味するのだろうか?
いろんな可能性が考えられる。
書類を封入する時に封筒内の空気を抜く空気抜きの穴なのか?
それとも、昔の中古レコード屋で買ったレコードジャケットの隅っこがカットされていた時代の名残なのか?
もしや、ちょっと痛そうで可哀そうな気がするが、地域猫の証として耳たぶをカットされたのか?
やはり、誰かが改札口で切符と間違ってこの封筒を差し出した形跡なのか?
いや、恐らく、この隅っこをカットした形状(丸とか三角とか四角とか星形)によって、受取人の人格、思想、信条を関係職員諸氏が一見してわかるように導入された新システムなのか?
いやいや、いまだにマイナカードの申請さえしていない不埒な国民に対して、これからせいぜい覚悟するがいいぞエライ目に合わせてやるぞという高圧的な意思表示なのか?
一番単純に、性善説に基づいて考えるならば、このカット部分にハサミを入れて封筒を開いて下さい、そうすると中身の書類も一緒にカットされる恐れはありませんよ、
という暗黙の合図なのか?
もしかすると、担当者が並行して他の作業を進めていて、他の書類にパンチを開けた時、たまたまワタクシ宛のこの封書が下敷きになっていたという、悲しい事故の結末なのか?
一刻も早く解決が待たれるところである。