ワタクシの居住する県では、高速道路を整備することを長い間放棄していた。
なので、居住地から三重県南部に出る時は、山周りの本宮経由ルートか、太平洋周りの串本経由の2通りしか存在しない。
同じ三重県でも、亀山や四日市や津あたりに行くとすると、太平洋周りでは遠回りになるので、一旦北上して名阪国道経由の方がてっとり早い。
コロナ禍以来、いまんところ遠出するのは日帰り限定に抑えているので、熊野市尾鷲市方面あたりに行くとすると、
山周り本宮経由となり、R311で本宮→R168で新宮→一旦R42に乗って熊野市あたりから再びR311というルートを取る。
信号機も少ないし、距離的にはこちらの方が早いのだ。
(いやはや、この辺に地理に興味の無い方にはわかりにくいだろう、ローカルネタで申し訳ない)
近年、本宮ルートを走行していると、このまま新宮に出るつもりで走っているのに、熊野川町宮井というあたりでしきりにナビが左に行け左に行けと誘ってくる。
画面に表示される距離も時間も確かに左折すれば早いみたいだが、かといって10キロも20キロも違うわけではない。
だが、そのルートは恐らく今まで乗っかった事のないルートで、なんかどうも、地図上の位置関係をイメージすると、対向車が来るとすれ違う事ができない狭い道路につながりそうな予感があふれてくる。
ワタクシは、センターラインの無い狭くて対抗できない道路様式が苦手なので、そちらには行かずに、ついつい本来のルートを取ってしまう。
この熊野川町宮井というあたりで左折する道はいったいどんな道なのか?
と、三重県との県境近くに住んでいる知人に尋ねてみたことがあって、
帰ってきた返答は、あのルートはあんまりオススメできないという感じだったので、長い事、そのまま新宮市街まで移動していた。
その辺の地図はこちら熊野川町宮井 - Google マップ
それでも気になるので、グーグルマップの衛星画像でそのルートをグリグリとたどってみたら、どうも心配するようなクネクネで狭い道路には見えないが、途中になんか気になる施設が目に留まった。
『紀和鉱山資料館』というらしい。
え?
という事は、
このあたりに鉱山があったという事か?
と、全く知らなかった事が現れて(もしくは知っていたけどすっかり忘れてしまったか w)ちょっとビックリしたところで、次回に続く。