【 2023年6月18日~21日 】
旅行が解禁され、コロナも落ち着き始めたと思われた今年の2月に申し込んだ旅行がようやく実現する運びとなった。
気になっていた天気予報を見ると、何とか雨の降らない予報となっていた。はれて1年ぶりの旅行である。
【 2023年6月18日 】 旅行第1日目
3:30起床-4:50予約タクシーで自宅出発-5:10京都駅空港バス乗り場-5:40同所出発
-6:30大阪伊丹空港着-8:00ANA016便・伊丹発-9:15羽田空港着-10:40ANA571便-
羽田発-12:30稚内空港着ー(バス移動)-13:20宗谷丘陵-13:55宗谷岬-15:10稚内公園
-15:50防波堤ドーム-15:55稚内駅-16:20ホテル到着
この旅行は当初、伊丹を8時は以降に離陸する便を使うので、朝は多少ゆっくりできると思っていた。それと、前回の旅行で東北の花火大会を見に行くツアーで上越市(直江津)から東北の角館まで移動するのに、狭いバスにぎゅうぎゅう詰めになって6時間以上も狭いシートに押し込められたつらい経験をしたから、長距離のバス移動はこりごりだとも思い、極力バス移動の少ないこのツアーを選んだ。往路は羽田で乗り換え、稚内まで運んでくれるし、復路は利尻島から新千歳に飛んで、後は伊丹までひとッ飛びだ。多少値は張ったが、やっぱり少しでも楽にいかないと。
しかし旅行直前の最終行程表を確認すると、伊丹8:00離陸で、集合時間は午前7時となっている。これでは京都・北大路から地下鉄の始発で行っても間に合わないとわかる。仕方なく、タクシーを前夜までに予約して、5時40分八条口始発の空港バスに乗る。
空港バスは思ったより早くついて、もう1本遅らせてもいいかなと思ったが、それはそれで気がかりになったに違いない。持て余した時間を空港ロビーで過ごす。羽田には定刻に到着、ここでも1時間近く乗り継ぎに待たされる。
12時半稚内に着き、いよいよ北海道の大地をバスで移動。北海道は、梅雨がないとは聞いていたが来てみなければその日の天候は分からない。空港を降りたときの空はどんよりとした雲がおおっていた。
まずは最北端の宗谷岬に向かう。
【 宗谷丘陵の黒和牛 】
宗谷岬はどんなところだろうと思っていたが、もっと殺伐とした場面を予想していたが、想像とはずれた。空をみれば青空が広がって、なんといっても遮るものがない、広々とした台地が気持ちいい。岬の手前は丘陵地となっていて、そのには牛が放牧され、これぞ北海道!という風景だった。
バスを降りて北海道の大地の空気を吸う。そんなに寒くはない。
「この丘の向こうの水平線にサハリン(樺太)が見えるはずだが・・。」と左写真の水平線の方向を指してガイド嬢は言うが、よくわからない。
丘を大きく回り込み海岸線に下りていく。海岸線近くに間宮林蔵の像や最北端の地を示すモニュメントが並んでいる。
【 間宮林蔵の像 】 【 サハリンは意外と近い 】
樺太(サハリン)がシベリア大陸とその海峡をはさみ陸続きでないことを発見した間宮林蔵の像がはるか水平線の方を見ている。自分らも目を凝らしてみるが、この日は島影を確認することはできなかった。石碑に掘られた地図を見ると、稚内から見る礼文島よりも近いように見えるのだが。
宗谷岬を後に来た道とは別の海岸線を西に、稚内市に向かう。途中、バスの車窓にひときは高い山の姿が映る。利尻山ではないか!
利尻山の姿が、湾の向こうの水平な丘から顔を覗かせている。まるで海に浮かぶような利尻富士の姿が!山頂が雲にかすんではいるが、やはり圧倒的な存在感だ。この瞬間から利尻山の姿を追い求める旅が始まった。
【 北海道に来て初めて見る、稚内市内越しに見る利尻富士の姿 】
稚内の細長い市街地を抜け、小高い丘の上にある稚内公園に来る。
【 稚内公園 - 右端に宗谷丘陵と宗谷岬の影 】
【 宗谷岬からは見えなかったサハリンの島影が見えるような 】
最初の予定では、あとはこのまま宿に向かう予定になっていたが、朝のフライトの便が早まったおかげで、第2日目の日程の一部を繰り上げることになり、丘を下り、北防波堤ドームと稚内駅に向かう。
北防波堤ドームは以前どこかで見たような気がしたが、勘違いだったろうか? もしかしたら30年ほど前の北海道旅行の際、青森港で青函連絡船のフェリーに乗る際、そこで見たのだろうか。同じようなドームがあったような・・。
【 防波堤ドーム 】
【 稚内駅 】
稚内駅はこじんまりした文化施設のような建物だった。市民が集える集会所があったり構内に映画館まであった。ちょうど映画会の催し物があって映画を楽しむ人が集っていた。
線路はここで途切れていて、文字通り最北端の線路の端だ。かつてはここから真っすぐ北防波堤まで伸びていて、そこから列車ごと樺太への船に乗り込むことができたそうだ。
午後4時半前、南稚内駅近くのホテルに早めの到着。市内を少し歩き買い物の後、ゆっくり湯に浸った後、夕食。
第1日目終わり。
【 花の浮島・礼文島と利尻富士・利尻島を訪れる3泊4日の旅-その2 】-へジャンプ
旅行が解禁され、コロナも落ち着き始めたと思われた今年の2月に申し込んだ旅行がようやく実現する運びとなった。
気になっていた天気予報を見ると、何とか雨の降らない予報となっていた。はれて1年ぶりの旅行である。
【 2023年6月18日 】 旅行第1日目
3:30起床-4:50予約タクシーで自宅出発-5:10京都駅空港バス乗り場-5:40同所出発
-6:30大阪伊丹空港着-8:00ANA016便・伊丹発-9:15羽田空港着-10:40ANA571便-
羽田発-12:30稚内空港着ー(バス移動)-13:20宗谷丘陵-13:55宗谷岬-15:10稚内公園
-15:50防波堤ドーム-15:55稚内駅-16:20ホテル到着
この旅行は当初、伊丹を8時は以降に離陸する便を使うので、朝は多少ゆっくりできると思っていた。それと、前回の旅行で東北の花火大会を見に行くツアーで上越市(直江津)から東北の角館まで移動するのに、狭いバスにぎゅうぎゅう詰めになって6時間以上も狭いシートに押し込められたつらい経験をしたから、長距離のバス移動はこりごりだとも思い、極力バス移動の少ないこのツアーを選んだ。往路は羽田で乗り換え、稚内まで運んでくれるし、復路は利尻島から新千歳に飛んで、後は伊丹までひとッ飛びだ。多少値は張ったが、やっぱり少しでも楽にいかないと。
しかし旅行直前の最終行程表を確認すると、伊丹8:00離陸で、集合時間は午前7時となっている。これでは京都・北大路から地下鉄の始発で行っても間に合わないとわかる。仕方なく、タクシーを前夜までに予約して、5時40分八条口始発の空港バスに乗る。
空港バスは思ったより早くついて、もう1本遅らせてもいいかなと思ったが、それはそれで気がかりになったに違いない。持て余した時間を空港ロビーで過ごす。羽田には定刻に到着、ここでも1時間近く乗り継ぎに待たされる。
12時半稚内に着き、いよいよ北海道の大地をバスで移動。北海道は、梅雨がないとは聞いていたが来てみなければその日の天候は分からない。空港を降りたときの空はどんよりとした雲がおおっていた。
まずは最北端の宗谷岬に向かう。
【 宗谷丘陵の黒和牛 】
宗谷岬はどんなところだろうと思っていたが、もっと殺伐とした場面を予想していたが、想像とはずれた。空をみれば青空が広がって、なんといっても遮るものがない、広々とした台地が気持ちいい。岬の手前は丘陵地となっていて、そのには牛が放牧され、これぞ北海道!という風景だった。
バスを降りて北海道の大地の空気を吸う。そんなに寒くはない。
「この丘の向こうの水平線にサハリン(樺太)が見えるはずだが・・。」と左写真の水平線の方向を指してガイド嬢は言うが、よくわからない。
丘を大きく回り込み海岸線に下りていく。海岸線近くに間宮林蔵の像や最北端の地を示すモニュメントが並んでいる。
【 間宮林蔵の像 】 【 サハリンは意外と近い 】
樺太(サハリン)がシベリア大陸とその海峡をはさみ陸続きでないことを発見した間宮林蔵の像がはるか水平線の方を見ている。自分らも目を凝らしてみるが、この日は島影を確認することはできなかった。石碑に掘られた地図を見ると、稚内から見る礼文島よりも近いように見えるのだが。
宗谷岬を後に来た道とは別の海岸線を西に、稚内市に向かう。途中、バスの車窓にひときは高い山の姿が映る。利尻山ではないか!
利尻山の姿が、湾の向こうの水平な丘から顔を覗かせている。まるで海に浮かぶような利尻富士の姿が!山頂が雲にかすんではいるが、やはり圧倒的な存在感だ。この瞬間から利尻山の姿を追い求める旅が始まった。
【 北海道に来て初めて見る、稚内市内越しに見る利尻富士の姿 】
稚内の細長い市街地を抜け、小高い丘の上にある稚内公園に来る。
【 稚内公園 - 右端に宗谷丘陵と宗谷岬の影 】
【 宗谷岬からは見えなかったサハリンの島影が見えるような 】
最初の予定では、あとはこのまま宿に向かう予定になっていたが、朝のフライトの便が早まったおかげで、第2日目の日程の一部を繰り上げることになり、丘を下り、北防波堤ドームと稚内駅に向かう。
北防波堤ドームは以前どこかで見たような気がしたが、勘違いだったろうか? もしかしたら30年ほど前の北海道旅行の際、青森港で青函連絡船のフェリーに乗る際、そこで見たのだろうか。同じようなドームがあったような・・。
【 防波堤ドーム 】
【 稚内駅 】
稚内駅はこじんまりした文化施設のような建物だった。市民が集える集会所があったり構内に映画館まであった。ちょうど映画会の催し物があって映画を楽しむ人が集っていた。
線路はここで途切れていて、文字通り最北端の線路の端だ。かつてはここから真っすぐ北防波堤まで伸びていて、そこから列車ごと樺太への船に乗り込むことができたそうだ。
午後4時半前、南稚内駅近くのホテルに早めの到着。市内を少し歩き買い物の後、ゆっくり湯に浸った後、夕食。
第1日目終わり。
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