【 迷走以外の何物でもない『北陸新幹線延伸計画』の京都駅付近の国交省発表3ルート案予定図 】
【 2024年10月22日 記 】
10月19日に『北陸新幹線京都地下延伸問題を考える会』の第3回目の総会が開催された。
〇 〇 〇
この間の新しい動きは、見出しの写真図にあるように、国交省から小浜-京都コースで「京都駅付近コース」の3案が発表されたことである。3つのコース予定図はそれぞれどの方向に進むのか? 迷走以外の何物でもない。これは、現在の京都駅の地下に、東から入り西に(大阪方面)に出ていく工事が不可能とわかって新たに示されたものだが、青色の「東西案」は、西から東へと逆行しているし、「桂川案」は現在の京都駅から遠く離れていて乗換に時間がかかり、「南北案」も京都駅近くの密集市街地を深く張り下げる非現実的なもの。
以前から指摘されていた問題は何も解決されておらず、工期の問題、費用も問題はさらに大きくなっている。費用対効果は以前から”1”を下回ることは明らかにされてきたが、今回さらに”0.4”をしたまわることが確実となっている。そもそも人口が今より大きく下回る30年後に《どれだけの人がこの新幹線を利用する》のだろうか。「京都市はその費用負担のために財政破綻しかねないことに懸念を示している。」という。
その他、地下水や河川への影響、大深度地下工法の問題についても従来から指摘されているが、この間各地で起きている事故でも新のその危険性が指摘されている。(北海道新幹線での陥没事故、岐阜県瑞浪市でのリニア新幹線工事によると見られる「水位低下と地盤地下」報道、等)
今、大地震や自然災害が頻発している折、地震や津波で、《トンネルが破断されたり》、《水が逆流して》大事故が起こりうる可能性は否定できない。
将来、誰が利用するかわからない新幹線に無駄なお金を使うより、《在来線の強化》にこそ予算を使うべきだと、改めて考える会議だった。
本稿で足りない部分は過去のブログを参照していただきたい。
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【 2024年10月22日 記 】
10月19日に『北陸新幹線京都地下延伸問題を考える会』の第3回目の総会が開催された。
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この間の新しい動きは、見出しの写真図にあるように、国交省から小浜-京都コースで「京都駅付近コース」の3案が発表されたことである。3つのコース予定図はそれぞれどの方向に進むのか? 迷走以外の何物でもない。これは、現在の京都駅の地下に、東から入り西に(大阪方面)に出ていく工事が不可能とわかって新たに示されたものだが、青色の「東西案」は、西から東へと逆行しているし、「桂川案」は現在の京都駅から遠く離れていて乗換に時間がかかり、「南北案」も京都駅近くの密集市街地を深く張り下げる非現実的なもの。
以前から指摘されていた問題は何も解決されておらず、工期の問題、費用も問題はさらに大きくなっている。費用対効果は以前から”1”を下回ることは明らかにされてきたが、今回さらに”0.4”をしたまわることが確実となっている。そもそも人口が今より大きく下回る30年後に《どれだけの人がこの新幹線を利用する》のだろうか。「京都市はその費用負担のために財政破綻しかねないことに懸念を示している。」という。
その他、地下水や河川への影響、大深度地下工法の問題についても従来から指摘されているが、この間各地で起きている事故でも新のその危険性が指摘されている。(北海道新幹線での陥没事故、岐阜県瑞浪市でのリニア新幹線工事によると見られる「水位低下と地盤地下」報道、等)
今、大地震や自然災害が頻発している折、地震や津波で、《トンネルが破断されたり》、《水が逆流して》大事故が起こりうる可能性は否定できない。
将来、誰が利用するかわからない新幹線に無駄なお金を使うより、《在来線の強化》にこそ予算を使うべきだと、改めて考える会議だった。
本稿で足りない部分は過去のブログを参照していただきたい。
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