遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

潮路句会12月定例会

2017-12-13 15:07:54 | 日記
平成29年12月13日(水)

潮路句会定例会

日 時 : 平成29年12月9日(土)13:00 ~
場 所 : 大手コミュニテイ・センター
兼 題 : 1)鯛焼、2)冬の蠅、3)当季雑詠
出席者 : 9名、不在投句 1名

この日(12月9日)は、町内の餅搗き大会の準備と重なり
私(ヤギ爺)は11時頃、大手コミュニテイ・センターへ
立ち寄り、急ぎ句会の準備を行いました。
会場机の配置をし、選句用紙、清記用紙、投句短冊(10)
本日の2句用短冊を配布をして句会準備を整え、私の不在
投句(10)を主宰に託して帰宅する。
午後、町内餅搗き大会の事前準備を町内役員と伴に行う。

今回の句会は私(ヤギ爺)以外の皆さんは元気に出席され
ました。 (主催からの伝言)
兼題の1)鯛焼、2)冬の蠅は兼題として初めて登場、
鯛焼きは冬場によく食べるものの兼題として馴染みが薄く、
冬の蠅に至っては、近頃余り目にする事もなく苦労された
様です。

鯛焼き

鯛焼のにほひの残るカバン中

熱々の鯛焼先ずは尻尾から

冬の蠅

生残り我も独りや冬の蠅

急がずに飛び免るる冬の蠅



潮路抄

笹鳴は見えず気配の枝揺らす        玲 子



不意に消ゆ綿虫の意思ありにけり      玲 子



冬ざくらほつほつほつと塀の上       志げお



初しぐれ水輪こみ合ふ法の池        美保子



とくとくと胃袋に滲む新走           勝



雪吊の張りたる網の幾何模様        輝 子



木漏れ日の一隅照らす寺紅葉        魚 青



寄せ鍋や話の弾む家族の輪         政 子



浮び出て光の中のかいつぶり        美智子


鯛焼の餡の食み出すお腹かな        セツ子



冬の蠅日当りの窓瞑想す          ヤギ爺





次回、平成30年1月13日(土)午前11時30分から
新年初句会を開催します。
食事会の後、句会を始めます。
兼題は「新年」に纏わる季語なら何でもOKです。
10句提出下さい。
今年1年皆様のご協力有難うご座いました。
新しい年も皆さん揃って元気に楽しく句会を始めましょう。