令和4年6月13日(月)
合歓の花 : ねぶの花、ねむり木
マメ科の落葉小高木で、高さは10mにも達する。
葉は互生し、細かい複葉が鳥の羽のようにつき、夜
間に小葉が閉じて垂れて、眠るように見えるので、
この名がある。小葉は10~20対。
6~7月頃、長い雄蕊は多数に割れて薄紅色の花が
枝先に集まって咲く。紅刷毛に似てとても美しい。
花弁は目立たず、莢(さや)は長楕円形。
名古屋港の埠頭公園にある合歓の木が開花し始めた。
生い茂る枝葉の先に、葉を押しのけるように扇形の
花が彼方此方から覗いていた。
やがて、上部一面がこの花で覆われるであろう、、、
先日の雨に濡れた舗道にも、合歓の花が落ちていた。
上の方が淡い紅色、中ほどは白、下部は薄黄緑色の
細長い莢に包まれる。
満開の頃には、舞扇を樹木の上部一面に広げた様で、
とても美しい景となる、、、、。
名古屋近郊では、鶴舞公園や白鳥庭園等でもそろそろ
見頃を迎え、吟行の脚を止めるであろうか、、、、。
鶴舞公園、
白鳥庭園、
今日の1句
朝ぼらけ目覚め優しき合歓の花 ヤギ爺