「Yakkoだより」

お菓子のこと、わんこのこと、おいしいもの、そして今日のハッピーを書き綴ります。

「シャンソン、女性に人気」

2008-10-11 16:55:41 | 今日のできごと
今日の高知新聞に、こんな記事がありました。

「シャンソン、女性に人気」

私は、まったくシャンソンなど理解できない人間なので、

そのことでは、スルーなのですが、

そこに書かれていた、ちょっとした言葉に敏感に反応してしまいました。

その記事には、歌手の岩崎良美さんの顔写真が載っていて、

彼女も、6年前から、シャンソンを歌うようになった、と書かれてありました。

歌唱力のある方ですから、どんな歌を歌おうと、歌いこなせることでしょう。

しかも、フランス語で歌うとか。

そこからが、本題です。

彼女いわく、

『(フランスは)美しいことに、まじめな国で、

 大人の女性を、女として扱うから、

 年を重ねることが、怖いと思わせない』

トレビア~ン!!ですね。


日本では、結婚したら、1段階「女」を捨て、

子供を産んだら、2段階「女」を捨て、

年がいったら、「女」のカケラさえ、捨てさせられる。

この「捨てされられる」というところが、ポイント!!

「オバサン」は、「女」ではない、と、社会が思ってる。

「オバサン」は、「女」であってはいけない、と、思ってる。

だから、「女」を捨てた「オバサン」が、大量発生してしまう。

そこに、居直ってしまう。


そんなの、やめようじゃありませんか!!

フランスのように、「大人の女性を、女として扱う」

そんな社会に、しましょうよ!!


そのためには、我々、女が、「女」を捨ててはいけないのです。

冷たい社会の目(「もう、○才なんだから」とか、「結婚してるから」「子供がいるから」という概念)を、ものともせず、わが道を行きましょう。

願わくば、

大いなる勘違いをせず、(ケバいだけのオバサンや、不釣合いな若作りだけはやめて)大人の「いい女」を目指したいものです。

そして、「若いことが良いこと」と思っている日本の価値観が、

使い捨て文化の根源だと知り、

歴史を重んじるヨーロッパを見習いたいものです。

古い家具を磨き、歴史のある家を手入れしつつ暮らす、

そんな心で、

歴史を刻んだ「女」も、磨くことを忘れないで欲しいものです。