今、読んでいる本は、こちら。 ↓
「家事か地獄か」
稲垣えみ子さんの生き方は面白くて、
著書が出ると、つい買ってしまいます。
内容は、とりたてて珍しいこともなく(すみません)、
どうということもないのですが(またまた、すみません)
彼女の本を読むと、「シンプルに生きたい」と感じるのです。
そう感じたくて読んでいるのかもしれません。
もともと、買い物好きで、浪費家の私なので、
シンプルでミニマムな生活に対する憧れがあります。
「物を減らしたい」「浪費はしたくない」
そんなことを、常日頃、考えています。
ただ、仕事をしていた時は、
毎日、忙しくて、そして疲れていたので、
まずは、「楽」をお金で買っていた気がします。
疲れていたら、「外食」か「お惣菜」に頼り、
楽しみは、「ショッピング」(笑)
でも、そんな生活が良いと思っていたわけじゃなくて、
「家事を丁寧にする」生活が、最大の憧れでした。
清潔に整った部屋、手作りの食事・・・、そんなシンプルな生活が憧れ。
コロナ禍になって、仕事を休み、家で過ごす時間がたっぷりとあるので、
やっと、やっと、「シンプルライフ」を考えられるようになりました。
まずは、食事。
これは、食べていかなくては生きていけませんからね。
ほぼ3年間、外食なし、お惣菜もなし、
全部、手作りの食事。
(憧れの日々!!)
この頃、やっと外食もお惣菜も復活しましたけど、
3年間の「うちご飯」が、私の「憧れ」を叶えてくれたので、OK。
家のインテリアのシンプル化は、まだ遠いのですけど、
まぁまぁってところでしょうか。
思えば、30年近く、店を経営し、お菓子教室を運営し、
それ以外にも、書いたり、喋ったり、
一応、主婦・母でもありましたので、
とにかく忙しかった。
そして、ボロ雑巾のように疲れていました。
子育てが終わったら(3人の子供たちは家庭を持ち)、やれやれと思ったら、
母の介護が始まり、
仕事と母とで、目一杯。
憧れのシンプルライフは、2の次3の次。(笑)
コロナ禍の中、母を見送り、疲れがドッと押し寄せてきました。
ある意味、コロナのおかげで、やっと穏やかな生活を送れたのかもしれません。
そして、今。
今後の老後を見据えて(今も老後だけど)、
もっともっと丁寧な生活がしたい。
よくよく噛んで、味わいたいのです、人生を。
さて、どうなるのでしょうね。
我が家の収穫。↓
お茄子は、蒸し茄子に。
シシトウは、グリルにしました。(オリーブ油と塩麹、ブラックペッパーで)
採れたての野菜は、とっても美味しい。
もう一冊の本。
ハルノ宵子さんの「それでも猫は出かけていく」
まだ読んでないのですが、
ハルノさんの文章が読みたくて、買ってみました。
「猫だましい」を読んでから、読みたい作家さんの一人になりました。
曇り空の予報だったので、今日も洗濯物は乾燥機行きかな、と思っていましたが、
薄陽が刺してきました。
でも、カラッとは乾きそうもないですね。
やっぱり乾燥機かな。
電気代も気になるけれど。
(稲垣えみ子さんは、洗濯機も掃除機も冷蔵庫も、もちろんレンジなどもない生活をされています。憧れますけど、私は無理かな。電化製品大好きだから。)
道は長く、ゴールは遠い。