最近、買った本、「103歳の食卓」
料理研究家の荻野恭子さん著。
お母さまの阿部ハルさんの食事、健康法を書かれたものです。
亡くなる少し前まで、自炊されていたお母さま。
それでも、103歳で亡くなるまでに、過去3回「主婦をやめる」と、
おっしゃったとか。
ご主人が亡くなった時と、同居していた著者のお姉さんが退職した時、
そしてご自分が怪我をされた時の3回。
「もう料理はしない」と、言われたとか。
その時は、著者の恭子さんは「料理をやめてしまったらボケちゃうよ」と、
留めたようです。
それから、座ったまま料理できるように、
卓上鍋を使いながら、最後まで自炊されていたそうです。
そのレシピが書かれた本です。
レシピは、とても簡単に作られているので、
すぐにでも作ってみたくなるものばかり。
卓上鍋がなくても、普通のお鍋でできるので、
参考にできます。
そして、自分が高齢になり料理が苦痛になったら、
こんな形で自炊できたらいいな、と思いました。
最近、料理本を買う時、「簡単にできる」という内容のものばかり選んでいます。
今後、いつまで料理ができるかな、という不安があるからです。
できる限り、自分で料理を作りたいと思っているので、
「簡単レシピ」が、必須。
レンジ、トースター、フライパンひとつ、なんていう本には弱いです。(笑)
字が大きくて読みやすい本でした。