温泉漫遊記

国内の温泉施設、特に共同浴場や日帰り温泉施設を中心にした入湯記です。

撮り鉄から温泉巡りへ

2021-07-16 21:33:52 | 日記

学生時代は蒸気機関車が大好きで、日本各地から東南アジアまでの蒸気機関車の撮影に若い血を燃やした。あの鉄の塊の巨大な物体が煙を吐き、大車輪で原野や平原等を疾走する姿に心を奪われた。しかしそんな楽しみも社会人になると、日常の業務に忙殺されて諦めざるを得なかった。撮影した全てのフィルムや写真は転居を繰り返す度に少しずつ散逸し、今は全く残っていない。
そして老境に差し掛かった時に、たまたま居住地の近くにあった所謂「スーパー銭湯」に入り、温泉の魅力にハマってしまった。今思えばビックリするほど上質な温泉では無かったが、茶色でスベスベの湯にすっかり魅了されてしまった。それまでに社員旅行等で温泉に泊まったことは度々あったが、このスーパー銭湯の湯程では無かった。この時以降たまたま同じ職場に温泉通の同僚がいたので、彼のアドバイスを受けて、休日等を利用して時には単独で、時には彼と共に各地の温泉巡りに励んだ。その彼も数年前に天国へと旅立ち、今は1人で、たまには愚妻を連れて温泉巡りを楽しんでいる。何と言っても温泉巡りの醍醐味は、見知らぬ土地の名湯に浸かり、地元の方々との雑談に興じることである。時には地元名産のお土産を頂くこともありました。
前にも述べたが、私の温泉巡りの対象施設の条件は以下の通りです。
1.原則として共同浴場と日帰り温泉(スーパー銭湯を含む)
  但し、宿泊先が温泉宿の場合は対象とする
2.入浴料金は特段の事情が無い限り1000円以下
        特段の事情とは、湯色、匂い、湯感に素晴らしい個性がある温泉
3.原則として源泉掛け流し
因みに草津温泉、渋温泉、野沢温泉等の全ての共同浴場は入浴しました。しかしまだ南紀白浜温泉や、城崎温泉等の未入湯共同浴場があるので、是非あの世に旅立つ前に達成したいです。そのためにも早く「新型コロナ」が収束して欲しいです。

 

 

 

 

 

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