本日(22日)、東京都では新型コロナ患者が2000人近くまで増加し、全国では5000人を超えた。しかし、東京五輪はそんな状況や大多数の国民の意向を無視して、明日強行開催される。そして相次ぐIOC組織委員会の無策・怠惰による不祥事も重なり、「安全・安心」や「復興」等のスローガンも色褪せて見えます。こんな状況下で開催された五輪は果たして今まであったのでしょうか?全世界の人々に受け入れられているのでしょうか?また参加するアスリートにとっても、心労が大きく影響して大変だと思います。政府は新規患者数や死者数等が欧米に比して少ないので、安易に考えているように見えます。果たしてそれが正解なのか、私にはとてもそうは思えません。
さらには「デルタ株」の急速な世界的拡大により、ワクチンの効能もやや薄れて来たように思えます。しかし現在のところワクチン接種が一番有効のようで、それ以外は地道に「三密」を守るしかありません。画期的な薬が開発されない限り、当分「新型コロナ」の猛威は続きそうです。