1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 G.ラッセル メルセデスAMG
4位 L.ハミルトン メルセデスAMG
5位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
6位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
7位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
8位 D.リチャルド RB・ホンダ
9位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
10位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
カナダGPです。スターティンググリッドはポールがラッセル。以下、フェルスタッペン、ノリス、ピアストリ、リチャルド、アロンソ、ハミルトン、角田裕毅、ストロール、アルボンと続きます。何とメルセデス勢、久々のポールポジションです。ラッセルとフェルスタッペンは同タイムでしたが、ラッセルが先にタイムを出したのでポールを獲得しました。珍しい同タイムのポールポジションですが、過去には3人同タイムのポールポジションという珍事が起こっております。1997年のヨーロッパGP(開催国はスペイン、へレスサーキット)。この時タイトルを争っていたジャック・ビルヌーブ、ミハエル・シューマッハ、そしてハインツ=ハラルド・フレンツェンの3人が同タイムをマーク。尚、レースの方は終盤、タイトルを争っていたビルヌーブとシューマッハが接触。ビルヌーブが満身創痍の状態で3位フィニッシュしタイトルを決めております(6位以内入賞でタイトル確定だった)。スロー走行していたビルヌーブをハッキネンとクルサードが先行してマクラーレンがワンツーフィニッシュ。ハッキネンは念願の初優勝。ちなみに、次のシーズンはマクラーレンが圧倒的な速さでレースを席巻してハッキネンがタイトルを獲得することになります。父親のジル・ビルヌーブが手にすることのできなかったタイトルを手にしたジャック・ビルヌーブ。念願の初優勝を遂げたミカ・ハッキネン。そして、次のシーズンを示唆するかの様なリザルトと、1997年のヨーロッパGPは強く印象に残っているレースでした。さて、スタートですが雨が降りしきる中、路面は完全なウェット。レッドシグナルが消えて各車一斉に動き出します。難しいコンディションの中、ポールのラッセルが上手くスタートを決めホールショット。大きな混乱も無くマシンが次々と通過していきます。その後、天候が回復。路面が乾いていきますが、レコードリアンを外すとスリッピーなことに変わりなく、スピン、コースアウトするマシンが続出。そんな中、フェルスタッペンが安定した走りでトップチェッカー。一時、路面が乾き始めたタイミングでノリスに首位を奪われますが、セーフティーカー出動時のピットインのタイミングでノリスを先行。そのまま、逃げ切りました。2位はノリス、一時は首位を快走したものの、ピットインのタイミングでフェルスタッペンの逆転を許し、悔しい結果となりました。3位はラッセル。序盤は首位を走行するも、ノリスにオーバーテイクされる際にブロックラインを採っていたのですが、シケインで曲がり切れずにコースアウト。フェルスタッペンにも先行され一気に2つポジションを下げます。後半、ノリスをオーバーテイクして2番手に上がった後、ターン9の縁石に乗った際にバランスを崩して再びノリスの先行を許す。終盤ピアストリに仕掛けるも失敗してシケインをショートカット等、走りにやや不安定な部分が見受けられました。ですが、終盤のチームメイトバトルはラッセルがハミルトンを下し、ポディウムをゲット。ウイリアムズ時代からそうでしたが、ラッセルはチームメイトに対する負けん気というか、対抗意識が非常に強い様に思います(汗)。さて、今回のカナダGP。天候が徐々に回復していく中、各ドライバーは振り回されることになります。タイヤの賭けに出たハースが急浮上するなど、路面が不安定ながらもバトルが各所で起こったりと、見所の多いレースだったのではないでしょうか。
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 G.ラッセル メルセデスAMG
4位 L.ハミルトン メルセデスAMG
5位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
6位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
7位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
8位 D.リチャルド RB・ホンダ
9位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
10位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
カナダGPです。スターティンググリッドはポールがラッセル。以下、フェルスタッペン、ノリス、ピアストリ、リチャルド、アロンソ、ハミルトン、角田裕毅、ストロール、アルボンと続きます。何とメルセデス勢、久々のポールポジションです。ラッセルとフェルスタッペンは同タイムでしたが、ラッセルが先にタイムを出したのでポールを獲得しました。珍しい同タイムのポールポジションですが、過去には3人同タイムのポールポジションという珍事が起こっております。1997年のヨーロッパGP(開催国はスペイン、へレスサーキット)。この時タイトルを争っていたジャック・ビルヌーブ、ミハエル・シューマッハ、そしてハインツ=ハラルド・フレンツェンの3人が同タイムをマーク。尚、レースの方は終盤、タイトルを争っていたビルヌーブとシューマッハが接触。ビルヌーブが満身創痍の状態で3位フィニッシュしタイトルを決めております(6位以内入賞でタイトル確定だった)。スロー走行していたビルヌーブをハッキネンとクルサードが先行してマクラーレンがワンツーフィニッシュ。ハッキネンは念願の初優勝。ちなみに、次のシーズンはマクラーレンが圧倒的な速さでレースを席巻してハッキネンがタイトルを獲得することになります。父親のジル・ビルヌーブが手にすることのできなかったタイトルを手にしたジャック・ビルヌーブ。念願の初優勝を遂げたミカ・ハッキネン。そして、次のシーズンを示唆するかの様なリザルトと、1997年のヨーロッパGPは強く印象に残っているレースでした。さて、スタートですが雨が降りしきる中、路面は完全なウェット。レッドシグナルが消えて各車一斉に動き出します。難しいコンディションの中、ポールのラッセルが上手くスタートを決めホールショット。大きな混乱も無くマシンが次々と通過していきます。その後、天候が回復。路面が乾いていきますが、レコードリアンを外すとスリッピーなことに変わりなく、スピン、コースアウトするマシンが続出。そんな中、フェルスタッペンが安定した走りでトップチェッカー。一時、路面が乾き始めたタイミングでノリスに首位を奪われますが、セーフティーカー出動時のピットインのタイミングでノリスを先行。そのまま、逃げ切りました。2位はノリス、一時は首位を快走したものの、ピットインのタイミングでフェルスタッペンの逆転を許し、悔しい結果となりました。3位はラッセル。序盤は首位を走行するも、ノリスにオーバーテイクされる際にブロックラインを採っていたのですが、シケインで曲がり切れずにコースアウト。フェルスタッペンにも先行され一気に2つポジションを下げます。後半、ノリスをオーバーテイクして2番手に上がった後、ターン9の縁石に乗った際にバランスを崩して再びノリスの先行を許す。終盤ピアストリに仕掛けるも失敗してシケインをショートカット等、走りにやや不安定な部分が見受けられました。ですが、終盤のチームメイトバトルはラッセルがハミルトンを下し、ポディウムをゲット。ウイリアムズ時代からそうでしたが、ラッセルはチームメイトに対する負けん気というか、対抗意識が非常に強い様に思います(汗)。さて、今回のカナダGP。天候が徐々に回復していく中、各ドライバーは振り回されることになります。タイヤの賭けに出たハースが急浮上するなど、路面が不安定ながらもバトルが各所で起こったりと、見所の多いレースだったのではないでしょうか。