田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

オレの桜

2015-03-31 | 日々の暮し

〔勝手に決めたオレ桜が咲いた(画像クリックで拡大)

 気にいっている桜の木が満開になった。
 だが、桜にはどこか淋しげなところがある。
 
 「貴様と俺とは 同期の桜 同じ兵学校の 庭に咲く
 咲いた花なら 散るのは覚悟  みごと散りましょう  国のため」
 カミサンの実家では徴兵された子3人のうち2人が戦死して大変だったとのこと。
 我が亡父もスマトラで飢えていた。

 軍歌は桜と結びつく。
 この歌は淋しい歌であり、桜まで淋しくなってしまう。
 でも、やはり桜はいい。


〔菜の花は穏やかで柔らかい(画像クリックで拡大)

 同じ花でも、菜の花は和やかだ。
 「春の小川はさらさら行くよ」の世界である。

 どちらの花も大好きだが「好きの」質が若干が異なっているということだろう。
 まあ、春でありんす。