田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

オリンピックだった

2016-08-06 | 日々の暮し

報道ほどに関心湧かず

 ブラジルでオリンピックの開会式があった。
 今回は、現地の治安問題、ロシアのドーピング問題、ブラジル大統領の問題、それ以前に日本では競技場やシンボルマークのドタバタなどもあり、うんざりしていた。
 スポーツマンシップより、国家のメンツや関係団体、企業利益誘導優先のイベントになっているのではないか。
 そうした先入観から関心が薄れ、今日が開会式ということが記憶から飛んでいた。

 今日は71回目の原爆忌でもある。
 被爆者の平均年齢が80歳以上となっている。
 「71」の数字から、当時10才代の子どもだった人が今は80歳を越えていることを実感する。
 惨禍と平和の語り部が減っていく。
 原水爆禁止運動を維持することが犠牲者に報いることであろう。

 核を手に核開発を禁止しようという国。
 一方で、国の保全のために核を保有すると公言する国。
 矛盾が満ち満ちる今である。

 結局、人類、仲良くはなっていないということだ。
 ブラジルのオリンピックの入場行進。
 皆、笑顔だが、国レベルでは別の顔になるかも知れない。
 実は、その解決こそ平和にとって大事な事なのだが。