「敬老の日」である。
人口に対する高齢者の割合が世界一になっている。
少子化の進む日本ではいずれそうなることは分かっていたこと。
思えばボクら団塊世代は競争社会を生きてきた。
それでも今と違いこだわりさへなければ就職先はそれなりにあった。
雇用形態も今ほど不安定ではなかった。
競争に疲れることもあっても何とかやってこれた。
退職直前に年金が切り下げられたのには腹が立ったが。
今の働く者は正規雇用が減り不安定、低賃金労働の海に放り込まれている。
仕事上の人間関係が希薄となり孤独ではないのかい。
結婚に躊躇する若者が増えた。
当然、少子化が進む。
今の若者に「敬老」を思うゆとりなどないだろう。
今、自民党総裁選が喧しいが、もっと国の足元、国民の生活構築の安定を図る政策を提示してもらいたいものだ。
日々の生活は国民誰にも毎日否応なしにやって来る。
防衛、経済等々は守りたい国、社会あっての話しであろう。
そんな気がした。