田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

音もなく春がくる

2017-03-12 | 日々の暮し

頬を染めたサクランボの蕾(画像クリックで拡大)

 音もなく猫のように静かに春が接近中です。
 陽の射す暖かい日でした。
 サクランボの蕾が酔っぱらっています。
 もう「春近し」を過ぎたかも知れません。

 運が悪いと嘆いているあなた。
 春になればいいことがあるかも知れませんぞ。
 いやいや、「あなた」ではなく小生への言葉でした。


日向水木の枝にも春(画像クリックで拡大)

チビ太

2017-03-11 | 日々の暮し
 東日本大震災から6年目の今日、当地は曇天で迎えた。
 あれから6年、人間同士、助け合っていると思いきや、避難先で「いじめ」られる大人や子どがいるという。
 人の心の冷たさに絶望する。
 多くを失ったとき、生きる力は助け合い、思いやりしかないのに・・・、それがなければ、軟弱なオレなどは自殺するやも知れぬ。

 物理的な救援は大事だが、精神的支援も大事だ。
 それには子どもには教育、それが手遅れな大人には日常的な啓発(洗脳?)が大事ではないか。
 要するに「優しい心」が皆に在れば、どんなときでも何とかできると思うのである。

 震災は多くで語られるのでここで終わり、今日の小さな生活のことなどを。


今日連れ帰った御影石のチビ太

 買い出しの途中、ホームセンターに立ち寄って御影石の「子犬」を買った。
 216円。
 先月亡くなったハナには浮気をしたような後ろめたさもあるが、彼女を思い出すきっかけになるかと(こじつけっぽいな)。
 一匹だと淋しいのではと気づき、もう一匹追加購入するかと思っている。
 「やっぱり、あんたアホやなあ」
 カミさんが言うかもしれないが、浮世を渡り切るには「アホ力」が必要なんじゃよ。


しみついた習慣

2017-03-10 | 日々の暮し
 夕方になるとハナ(女犬・13歳直前に不老)の散歩に行かねばと思う。
 が、彼女は天国だ。

 生活習慣が染みついていて、未だに夕方になると散歩に行かねばと思う。
 カミサンも毎朝7時、庭に放してやらねばと言って、あ、居ないんだと独り言。
 二人とも過去が昇華されるためにはもう少し時間が必要だ。
 (多分、今頃、ハナは天国で散歩などは忘れ男犬の誘惑に忙しいと思う)


昨年6月。水田の前で(画像クリックで拡大)

 明日、東日本震災から6年を迎える。
 今も避難者への差別、イジメがあると報道されている。
 なんと馬鹿馬鹿しいことか。
 差別する者の小物ぶりに腹が立つ。
 これも身に染みついた古い習慣に起因することもあろう。
 悪しき習慣は捨てる習慣を身に付けねばいけない。

 また、東電第一原発の核燃料回収は今日まで何も進んでいない。
 原発必要論もあるが、手に負えぬ事態になったら誰が安全を確保、回復できるのか。
 一般家庭でライオンを飼うようなことだが、「飼え!」という奴がいたし、これからもそうしろという奴がいるわけだ。
 政治は誰を守るのか。

自然災害、人的災害、何が起こるか分からぬ現世。
せめて自分で「見える」ところだけでも注意しておきましょう。

なぜか今夕は昔のことを

2017-03-09 | 日々の暮し
 一人、酒を呑んでいると想いは過去に向かっていく。
 小生の同級生は2人いたが2人とも既に旅立っている。
 地域の年齢構成から、この年代の役割分担要請が小生に来る。
 なので、今、お前らの分も俺がやってるんだぞ・・・、生き戻ってこい、などと心の内で愚痴るわけだ。
 そんなことを思ってもせんないこと。

 だが、楽しいこともあった。
 クリ泥棒は面白かったなあ。
 Aは竹竿、小生、ドンゴロス、Bは見張り番の役割で村はずれに集合。


クリ泥棒、ワクワクしたもんだ(ネット借用画像)

 現地。
 見張り番Bの指示でドロボー開始。
 Aが竹竿でクリの木の枝を力の限り叩きまくる。
 小生は落ちた物を小枝ごと手あたり次第ドンゴロスに入れる。
 Bの帰る!の一声で村に向かって走る。

 戻ると小生の家の長屋門(当時はあった)の軒下で獲物を3人平等に分配して解散。
 働きに少々の違いがあろうと「共に行動した者に区別なし」という暗黙の規律があったわけだ。
 今は必ずしもそうでないように思う。

 「イジメ」なるものが多発している現代。
 どこで何が壊れたのか(壊されたのか)。
 人間、どこでどうなるか分からないのだからお互いの「やさしさ、配慮、気遣い、いたわり」などは当然だろうに。
 こんなこと、普通に生きていたら分かりそうなものだ。

 社会は真の意味で発展しているのだろうか。
 楽観できない未来です。
 が、小生の余生はそれほど多くもないので、それに比例するぐらいの憤慨に止めておきます。

人生、四苦八苦でも

2017-03-08 | 日々の暮し

田圃の中で建設工事、、、何だ

 田圃の中に建設されている建物は何だ?
 「特養」という話がある。
 国は、地方にこうした建物を建て、その代り以後の高齢者問題は各自治体で対処させるということだという人がいる。
 なるほど納得(物を与えて将来の負債を付着させるとは昔からよくある手法)。
 最後は、お前ら自身のことだから自治体、地域住民で何とかせよというわけか。
 地方小行政、住民人生、四苦八苦だ。


人生、これが多いので困る

 図書館で借りてきた本の一冊が「人生の四苦八苦」というもの。
 作者は昭和20年、今の兵庫県姫路市で生まれたとあったので、「関西人やんかい」で借りただけのもの。
 読むと彼の人生は事実上東京人だったが、そんなことはまあいいか。
 (関西人は関西で頑張って欲しいなと思うが、東京に行かねばチャンスが掴みにくい?何しろ首都だから)

 カミサンの言。
 「最近借りてる本、不安、悩、苦の字のあるものが多いけど、何か悩みでもあんの?」
 「ある!晩酌の酒、足らん」
 (身体のためという大義名分を振りかざし酒量を減らしやがるです)

 (PS)新年度に向けて新たな役を引き受けさせられております。「覚悟を決めれば怖いものなし」の気分でやりますかね。身体の動く間は人の為、世のために働けという人もありますし。もっとも、自分の手におえる分量でということで。




春は足踏み

2017-03-07 | 日々の暮し

春足踏みの木立(画像クリックで拡大)

 もうすぐ春だと思っているのに寒い今日。
 曇天で風も強い。

 シルエット状の木立は、春はもう少し先だと告げているようでもある。
 しかし、それは間違いなくやって来るから焦らずゆっくり待っていよう。


巨大な楠(画像クリックで拡大)

 それにしても、マレーシアと北朝鮮は戦闘状態。
 金正男を暗殺したのは何処か、誰か。
 そもそも殺害されたのは金正男なのか。

 トランプ大統領は新たな大統領令に署名して入国制限を設定。
 早くも反対意見が出ている。
 貿易に関しては自動車で日本の関税障壁が高いので個別交渉するとしている。
 TPPは関係ないので力で押そうというわけか。

 森友学園。
 意思能力の未熟な幼稚園児に日の丸振らせ、安倍総理ガンバレと唱和させ、安保法制良かったねと言わせる教育とは何だろう。
 さらに、土地取得価格の疑惑、補助金申請では詐欺を疑わせる内容。
 教育者としての資質があるのか。
 どねんなってるんやろね。

 これらもトンネルを抜けて春になるよう正義の使者(居ればの話)に奮闘願いたいものだ。

人事

2017-03-06 | 日々の暮し

予報に反して雨降らず(画像クリックで拡大)

 雨の予報だったが降らず。
 午後から老人クラブ連合会の会議に出席。
 最大の課題は次期役員の確定である。
 人事は微妙で難しい。

 会社を退職して「人事」とは無縁と思っていたが甘かった。
 会社組織とは異なり、これと思う人へのお願い、説得しかない。
 それも、何とか終わった。
 皆、「大人」、否!「老人」でよかった~!

 明日は特に予定のない日なので楽しいなあ。

犯人は誰だの二題

2017-03-05 | 家庭菜園

埋めたはずのものが掘り起こされている(画像クリックで拡大)

 本年2月に亡くなったハナ(女犬・13歳直前)の残っていた飯を畑に溝を掘って埋めておいた。そのまま捨てるのはもったいないので、木の肥料になるだろうとの発想だ。ところが、それが溝に沿って掘り返されているではないか。
 犯人は誰だ、出てこい!

 町のメールにアライグマ出没を伝えるものがあった。そいつにそんなパワーがあるとは思えない。まさか、イノシシ?


ハナとの散歩コースの一つ(画像クリックで拡大)

 犯人不詳についていえば、3日前、我が家の「離れ」にドロボーの訪問を受けた痕跡を発見した。以前、寝室として使っていた部屋の窓ガラスの一部が四角に切り取られ内側のロックが解除されているではないか。今は無人なので貴重品など一切ないのにお疲れさん、大馬鹿者め。

 室内に足跡などの痕跡がないか、置き残してある家具に変わりがないか点検したが変化は発見できなかった。多分、窓を開けて中を見て人の住まぬ建屋と分かり立ち去ったのではと思う。だが、窓ガラスが破壊されている。修理すれば2万は必要とカミサンが言う。器物損壊などで警察に連絡しようと思ったが、調書や何やらで面倒と思い止めた。

 それにしても気持ち悪いなあ。
 犯人は誰だ、出てこい!

 (PS)カミサンに「お前、盗まれんで良かったな」と言ったら「あんた、早う盗んでもらい」と言い返されましたです。

ジャガイモの畝作り

2017-03-04 | 家庭菜園

今回はシャベルで土おこし。白いのは苦土石灰(画像クリックで拡大)

 今日の午前中はジャガイモの畝作り(石灰は1週間ほど前に散布済)。
 種イモ10個を埋めるスペースがあればいいので鼻歌ルンルンの軽い作業。
 今回はシャベルで土をほじくりかえし鍬で土の塊を砕く。


玩具のような短い畝が完成(画像クリックで拡大)

 で、予定通り直ぐに完成。
 勢いで種イモも埋めた。
 種イモは12個あったので余る2個を空いている畝に植える。
 (こうした奴の方が出来の良い場合がある)


昨日使った剪定ハサミを研ぐ(画像クリックで拡大)

 昼から、昨日終わった柿の古木剪定に使ったハサミ研いだ。
 ちょっとしたことで次に気持ち良く作業できるのだ。
 最近は小まめに道具のメンテを行っている。

 ところで柿の古木だが幹に穴が空いている。
 昔、枝が出ていたところだ。
 時代を感じさせる。
 子ども向けアニメの背景に使ってもらえないかな。


柿の古木の幹1。穴に何か棲んでいそう(画像クリックで拡大)


柿の古木の幹2(画像クリックで拡大)


柿の古木の幹3(画像クリックで拡大)

ぺんぺん草

2017-03-03 | 家庭菜園
 柿の剪定、続きをする。上ばかり向いていると頭の血が減るのか貧血直前のような気分に襲われる。作業を中断して地面に腰かけて休憩。近くに春の七草、ナズナが咲いている。


畑に咲く春の七草、ナズナ(画像クリックで拡大)

 「なずな」は今年生まれた孫の名でもある。名を聞いた時、「ペンペン草のことか」と口走りカミサンの冷たい視線にさらされた。
 (茎を振るとハート形の種がぺんぺんと鳴ることからそう呼ばれるようになったとの説あり)
 広島に原爆が投下され、街が一瞬にして破壊された当時、ここにはペンペン草も生えないと言われたそうだ。生命力あるペンペン草でさへこの地には育たないだろういうことだ(勿論、広島は復活した)。

 で、「なずな」と命名された孫娘、生命力ある女の子に育って欲しいということか。優しい語感でもあり好きだが、オッサンには「ペンペン草」との呼び方が沁みついている。孫が大きくなって「ペンペン、こっちにおいで」などと呼んだら怒るやろな。もっとも、命名した親にとっては、この「なずな」とあの「ナズナ」は無関係なのかも知れないが。

 本日をもって柿の剪定は完了。
 次はジャガイモの畝作りでおじゃる。

一日中家の中

2017-03-02 | 日々の暮し

お前はヒヨドリ?背中の色が違うなあ(画像クリックで拡大)

 起きると天気が悪く、その流れで一日中家の中で過ごした。
 これは避けねばならぬパターンだ。
 といっても無理はすまい。

 よって二回もブログを更新してしまった。
 しかしながら、更新しながらも色々考えていたのだが結局は、、、。
 下手な考え休むに似たり。
 無念でござる。


春は目前だ!的に膨らんだサクランボの芽(画像クリックで拡大)


黒壁をバックに咲く隣家の紅梅(画像クリックで拡大)

あんたもか

2017-03-02 | 日々の暮し
 エエッ、本当か?! あんたもかッ!

 ムッシュかまやつ(釜萢弘さん)が3月1日午後6時5分、都内の病院で亡くなった。78歳だった。
 昨年5月に肝臓がんが見つかり、再起を誓っていたがかなわなかった。


ムッシュかまやつ67歳時の映像(借用動画)

 また「昭和」が一つ消えた。
 必然とはいえ昭和人にとって淋しいことだ。
 こうして徐々に「昭和」が遠く薄れていく。

 ♪ 友よ良き奴よ
   今の暮らしに飽きたら二人で
   夢をかかえて旅でもしないかあの頃へ

 一時、若かりし昔を懐かしんだのでありました。

モズと一緒に

2017-03-01 | 家庭菜園

本日4本目(画像クリックで拡大)

 今日から3月。年の6分の1が過ぎた。2月は「逃げる」というとおりあっという間に終わった。何となく焦る。

 朝からポカポカのいい天気だ。家に居るのは勿体ない。柿の剪定をしよう!思いつけば直ちに行動。梯子、剪定ばさみ、ノコギリ、ラジオ、ガラケイ、コンパクトカメラを持って出動。

 柿の古木8本を散髪するのだが、一日では無理なので、その日にできるところまでと「気長方式」で向かう。カミサンは家の2階の窓から旦那が梯子から落ちてないか時々監視するとのこと。これで落ちても救助班がやってくる。役割分担ができている?


柿の枝にモズ(画像クリックで拡大)

 剪定をしているとモズがやって来た。近くの枝に留まり尻尾を上下させこちらの様子を見て飛び立つが再び近くに留まる。しばらくして姿を消したが孤独な作業の友だちだ。


あちらと思えばこちらと忙しそう


モグラの痕跡(画像クリックで拡大)

 地面にモグラが動いた痕跡があった。これはこれで困るのだが毎年のことで慣れっこになっている。無視!

 夕方、雨っぽい風になり、ポツポツと降り出したので撤収。

 ここにはハナ(女犬・13歳前に不老)の遺骨を埋めた場所があるのだが、彼女にとっては初めての雨となる。冷たいだろうなぁと思うが、本体は天上にあるから大丈夫だろう。

 成果のあった一日でした。