中国の周生賢環境保護相は24日、「初期統計によると、2012年、中国で4つの主要汚染物、つまり化学的酸素要求量、二酸化硫黄、アンモニア性窒素、窒素酸化物の排出総量は2011年より2%以上減少し、年間の排出削減目標をクリアした」と発表した。また、 2013年の排出削減課題は、2012年より化学的酸素要求量と二酸化硫黄の排出量をそれぞれ2%、アンモニア性窒素の排出量を2.5%、窒素酸化物の排出量を3%減少させる、と。
何か、白々しく聞こえる(ー_ー)!!
一方で、 中国科学院の大気汚染防止専門研究チームは3日、「観測結果から、北京や天津、河北で1月、深刻な大気汚染が5回発生し、その主な原因は、自動車の排気ガスや暖房用の石炭燃焼、バイオマス燃焼などと」発表した。北京でのPM2.5の主要発生源で1番となるのは自動車の排気ガスで、全体の約4分の1を占めている。次は石炭燃焼と越境大気汚染で、それぞれ5分の1を占めている。近年、揮発性の石油とガス、バイオマス燃焼の排出量が急速に上昇しているが、そのコントロールを強化するとともに、工場や道路の埃による汚染への対応も改善すべきだ」と。
政府の排出削減目標と、話題となった大気汚染公害の実態がマッチしていない。
北京市はこれとばかりに、自動車排ガス規制強化へ乗り出した。3月1日から適用するなど、さすが中国ですね。
中国政府は、ディーゼル車の規制を検討しており、ディーゼル燃料に含まれる硫黄分を欧州連合(EU)の規制値と同じ50ppm以下とする見通し。現在の国内基準は350ppm。(この数字では、中国ペトロチャイナのTOPが「2012年に同社が生産した自動車用ディーゼル燃料は全て中国の環境基準を満たしており、「燃料品質の改善にも取り組んでいる」と回答するのも当然ですね)
(ちなみに日本では2005年から10ppm以下)
何か、白々しく聞こえる(ー_ー)!!
一方で、 中国科学院の大気汚染防止専門研究チームは3日、「観測結果から、北京や天津、河北で1月、深刻な大気汚染が5回発生し、その主な原因は、自動車の排気ガスや暖房用の石炭燃焼、バイオマス燃焼などと」発表した。北京でのPM2.5の主要発生源で1番となるのは自動車の排気ガスで、全体の約4分の1を占めている。次は石炭燃焼と越境大気汚染で、それぞれ5分の1を占めている。近年、揮発性の石油とガス、バイオマス燃焼の排出量が急速に上昇しているが、そのコントロールを強化するとともに、工場や道路の埃による汚染への対応も改善すべきだ」と。
政府の排出削減目標と、話題となった大気汚染公害の実態がマッチしていない。
北京市はこれとばかりに、自動車排ガス規制強化へ乗り出した。3月1日から適用するなど、さすが中国ですね。
中国政府は、ディーゼル車の規制を検討しており、ディーゼル燃料に含まれる硫黄分を欧州連合(EU)の規制値と同じ50ppm以下とする見通し。現在の国内基準は350ppm。(この数字では、中国ペトロチャイナのTOPが「2012年に同社が生産した自動車用ディーゼル燃料は全て中国の環境基準を満たしており、「燃料品質の改善にも取り組んでいる」と回答するのも当然ですね)
(ちなみに日本では2005年から10ppm以下)