中国の天文学の専門家によると、今年の春節は1986年から2033年までの48年間で「最も遅い」春節だそうだ。←2月19日人民網
こういうことが生じるのは、太陽暦と 中国歴 (太陰太陽暦)に差がある為だ。
太陽暦は地球の公転周期を1年とし、通常365日、閏年は366日となる。
一方中国の太陰太陽暦は月の満ち欠けの周期(約29.530589日)を基にしており、1カ月が29日または30日、12カ月で354日か355日となり、太陽暦より10~12日少ない。毎年、春節が10~12日ずれてくる計算だ。
もし太陰太陽暦と太陽暦との日数差がこのように開いていくのを放置しておけば、必然的に春節が夏になるという事態が生じる。このため中国は太陰太陽暦の19年間中7年を閏年とする方法をとっている。
閏月があった年は、最近では2012年と2014年。今後は、2017年、2020年、2023年、2025年、2028年、2031年と2033年だ。
閏月が無い場合は、前年より、約11日早くなるが、閏月があった翌年は約18日(29-11=18)遅れる計算だ。
従い、今後の春節は下記の通りとなる。
2000年2月5日 2001年1月24日 2002年2月12日 2003年2月1日 2004年1月22日 2005年2月9日 2006年1月29日 2007年2月18日 2008年2月7日 2009年1月26日 2010年2月14日 2011年2月3日 2012年1月23日 2013年2月10日 2014年1月31日 2015年2月19日 2016年2月8日 2017年1月28日 2018年2月16日 2019年2月5日 2020年1月25日 2021年2月12日 2022年2月1日 2023年1月22日 2024年2月10日 2025年1月29日 2026年2月17日 2027年2月6日 2028年1月26日 2029年2月13日 2030年2月3日 2031年1月23日 2032年2月11日 2033年1月31日 2034年2月19日 2035年2月8日 2036年1月28日 2037年2月15日 2038年2月4日 2039年1月24日 2040年2月12日 2041年2月1日 2042年1月22日 2043年2月10日 2044年1月30日 2045年2月17日 2046年2月6日 2047年1月26日 2048年2月14日 2049年2月2日 2050年1月23日 2051年2月11日 2052年2月1日 2053年2月19日 2054年2月8日 2055年1月28日 2056年2月15日
トップへ戻る(全体表示)
こういうことが生じるのは、太陽暦と 中国歴 (太陰太陽暦)に差がある為だ。
太陽暦は地球の公転周期を1年とし、通常365日、閏年は366日となる。
一方中国の太陰太陽暦は月の満ち欠けの周期(約29.530589日)を基にしており、1カ月が29日または30日、12カ月で354日か355日となり、太陽暦より10~12日少ない。毎年、春節が10~12日ずれてくる計算だ。
もし太陰太陽暦と太陽暦との日数差がこのように開いていくのを放置しておけば、必然的に春節が夏になるという事態が生じる。このため中国は太陰太陽暦の19年間中7年を閏年とする方法をとっている。
閏月があった年は、最近では2012年と2014年。今後は、2017年、2020年、2023年、2025年、2028年、2031年と2033年だ。
閏月が無い場合は、前年より、約11日早くなるが、閏月があった翌年は約18日(29-11=18)遅れる計算だ。
従い、今後の春節は下記の通りとなる。
今年は2月19日が春節であった。次に2月19日が春節が来るのは2034年と言うわけだ。
(実際の休日は、中国国務院(日本の内閣に相当)が「全国年节及纪念日放假办法」に基づき、毎年12月に決め,発表している。上記と多少ずれることがあり得る。
特に、除夕=大晦日の取り扱いも、2015年は連休の始まりであったが、毎年違って来ている。)
トップへ戻る(全体表示)