国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが11日、報告書を発表した。
これによると、世界の死刑執行数の90%以上は、中国、イラン、サウジアラビア、イラク、パキスタンの5カ国で行われた。また、死刑判決を受けた人は55カ国で3000人以上となり、2015年から56%増加した。
中国は年間の死刑執行数を「数千人」としているが、この数は、少なくとも1023人という23カ国の合計数を上回る。中国は、国家機密だとして、正確な死刑執行数を公表していない。←ロイター、NEW YORK TIMESなどの報道
中国では、麻薬取引で死刑もありえる。日本人が何人か死刑になっている。また、愛知県の市議が死刑の求刑を受けているが、判決待ちの状態。
日本と違って、刑は厳しい。役人の汚職でも死刑はありえる。
犯罪撲滅キャンペーンで死刑が増えたり、死刑囚からの臓器移植が「罪を犯した事に対するせめてもの罪滅ぼし」といわれているが、行刑関係者が医療関係者から死刑囚の臓器提供の見返りに金銭を受け取っていると問題になったこともある。->こちら
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