中国・上海に12月6日、世界一大きいスターバックス店舗がオープンしたニュースが話題となっている。
敷地面積は約2700平方メートルで、店内には生豆を焙煎する設備が整い、AR(拡張現実)を使ったアプリなども活用できる。店内は、まるでホテルのラウンジにいるような錯覚を起こしてしまいそうなほど、ラグジュアリーな空間が広がっている。
日本でも、東京・中目黒に「スターバックス リザーブ ロースタリー」の4店舗目が2018年にオープン予定だそうだ。→HUFFPOSTなどの報道
淘宝(タオバオ)アプリをインストールして店内でかざすと、同店や近くのコーヒー取引スポットが表示され、消費者は拡張現実(AR)技術を通じて店舗のカウンターや焙煎機などの細部を直感的に理解できる仕掛けになっている。
同店は支付宝(アリペイ)と協力して独自の「ブラブラして待つ」機能を打ち出した。消費者はアリペイで支払いをした後、同店の近くをブラブラして知らせが来るのを待つことができる。コーヒーができあがると、支付宝アプリが「お引き取りを」と通知してくれる。→人民網の報道
米スターバックスは、中国が10年以内に米国を抜いて同社最大の市場になると見込んでいるようだ。中国以外の市場が伸び悩む中で、同国の消費者に期待を寄せている。→Bloomberg報道
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中国スタバのコーヒーは、日本、USA,欧州のスタバのコーヒー価格と比べ、同等か高めですね。
高くても、純粋にコーヒーを楽しめるには、ゆったりとくつろげる、読書を楽しんだり、スマホで楽しんだり、パソコンを開いたりという使い方もできるなどが必要。中国における最大の課題は、お茶派をコーヒー派にかえることだ。果たして、本当にうまく行くだろうか?
一方、日本のスタバを検索してみると、いろいろ趣向をこらしているようだ。日本各地のわざわざ行きたい「スタバコンセプトストア」8選と言うサイトが出てきた。個性的なコンセプトで作られた店舗を紹介している。→こちら
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スタバ鎌倉店:鎌倉の一等地にあり、朝日新聞の4コマ漫画「フクちゃん」で有名な漫画家、横山隆一氏の邸宅跡地に建てられた。
ゆったりできるなら(?)、立ち寄ってみたいですね。果たして?
やはり、混雑が 敬遠の要因のようだ。顧客満足度調査でランキング圏外。→ 日本経済新聞の報道
人気復活のカギは? 上海のような、ラグジュアリーな空間か?