日本の日立製作所、日立電梯(中国)などは27日までに、中国南部の広州市に2016年に完成予定の超高層複合ビル「広州周大福金融中心」に世界最速のエレベーターを取り付けると発表した。
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東芝、日立、三菱と競争が激しいですね!!
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最高時速は72キロで、高さ約500メートルの構造物のてっぺんまで43秒で到達する。広州市に建設される超高層ビルの高さは530メートル。
日立は1968年に、当時の国内最高速となる分速300mのエレベーターを開発し、日本初の超高層ビル「霞が関ビル」に納入するなど、建築物の高層化・大規模化に対応した製品を開発。2010年にはエレベーターの研究施設としては世界一高い地上高213mの研究塔「G1TOWER」の運用を開始。
今回納入する分速1,200mの超高速エレベーターは、地上1階から95階までの昇降行程440mを約43秒で到達するもので、世界最高の速度を生み出す駆動力と確かな制動力とを併せ持っており、また、安全停止を実現するブレーキ装置や調速機を用いるとともに、横揺れ防止や耳閉感緩和のための技術を採用することで、高速走行と、安全・快適な乗り心地を両立、と。
この日立のエレベーターは、三菱電機が開発し、今年の年末に完成する中国・上海タワーに設置される予定の分速1080メートル(これまでの最速)を、上回った。→こちら
上記を除く、エレベーターのスピードランクは、下記の通り。
順位 | 建物名(国・地域名) | 速度[分速] | 完成した年 | 建物の高さ | メーカー |
1 | 台北101(台湾) | 1010m | 2004年 | 509m | 東芝 |
2 | 横浜ランドマークタワー | 750m | 1993年 | 296.3m | 三菱電機 |
3 | 東京スカイツリー | 600m | 2012年 | 634m | 東芝 |
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