やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

米汚染の噂を消すのに躍起な北京当局

2013-06-09 | 食事・食物
中国産米が汚染されている報道を最近よく見かけるようになった。
思いつくままに拾ってみると;
鉛ーアメリカでの報道=Yahooニュース2013年4月20日
毒毒米ー日本での報道=文春2013年2月14日号
カドミウムー中国広州当局の発表=2013年5月25日時事通信
イタイイタイ病=2011年2月15日SEARCHINA
カドミウムで汚染された米銘柄=2013年5月18日 広州市食品薬品監督管理局発表

一方、北京の検査では、カドミウムは検出されないとの報道です。
また、北京市食品事務室は北京の米については、コメの重金属 102種基準値以内で、安全と。
当局は汚染の噂を消すのに躍起なようですね、
南京でも、検査して発表をやってくれないかな?

厦門のバス火災、当局への恨みで放火か?

2013-06-08 | 社会・風俗
福建省厦门市で47人が死亡、34人が負傷する路線バス火災が起き、地元公安当局は8日までに、ガソリンを使った放火事件と断定し、調べを進めている。
中国共産党中央委員会、国務院(政府)はこの件を重く見て、習近平国家主席、李克強総理および孟建柱・中央政治局委員(中央政法委員会書記)が重要な指示を出した。(=人民網報道
このような報道があるときは、いつも裏に何があるのが中国!!

ーー>ありましたね。!!
MSM産経ニュースの報道によると、陳情が退けられた困窮する60歳の男性が犯人との情報が流れている。と

日刊スポーツ報道によると、退職年齢に達したことに伴い、当局に生活手当を申請したところ、戸籍上の年齢が間違っており、受理されなかった。その後、訂正を求めて陳情局や公安当局に陳情を繰り返したが、取り合ってもらえなかったので、恨み放火に及んだか?と。
この記事と同様の内容が中国側メディア(=凤凰网)でも見られる。

会社同僚によると、陳情局の制度は中国にあるが、現実は簡単には受領されなく、追い返されるのが多々あると。ひどい場合は、上級陳情局へ行こうとすると、入り口で、下部の組織の者と思われる人に、邪魔される。と。

中国産米などを混ぜ、新潟県産コシヒカリと偽装販売-有罪判決

2013-06-08 | 食事・食物
安い中国産米などを混ぜ、新潟産コシヒカリと偽装して、販売していたとして、不正競争防止法違反の罪に問われた大阪のコメの会社の社長らに対し、新潟地方裁判所長岡支部は「新潟県産コシヒカリの信頼を根底から揺るがした」と指摘し執行猶予が付いた有罪判決を言い渡しました。(=7日NHK報道

中国産米は平成23年の東日本大震災後から、本格的に輸入されるようになった。すかいらーく系楽天でも、扱っている。

味は、コシヒカリと騙せるほど良いのだろうか?
実は私は南京では、中国産コシヒカリ、または中国産日本米を買っている。価格は39.9元/5kgで、味は悪くはありません。

でも、最近は中国土壌汚染の影響で、米に含まれる水銀、鉛、ヒ素、カドミウム、BHCなどが問題となっている。(=文春報道

カドミウム汚染については5月22日のブログ「汚染米も黙って食え? 中国湖南省の米」で取り上げた。

食の安全と言い、信頼と言い、深刻ですね。

ヤマダ電機天津店、7月1日、南京店に続き閉店!!

2013-06-06 | 政治・経済
yamada複数の中国メディアによると、ヤマダ電機天津店が、南京店閉鎖(=4月22日ブログ)に続き、7月1日から閉店すると。
ヤマダ電機天津店の広告をみると、閉店セールとうたわれている。この広告にもはっきりと7月1日から閉店と書かれている。

ヤマダは2010年12月に店舗面積2万4000平方メートルの瀋陽店を開業し、中国市場に参入。当初は13年度末までに5店に増やし、14年度には年間1000億円の売上高を目指していた。
閉鎖する天津店は2011年6月に開業。ヤマダの中国2店目となり、店舗面積は1万5000平方メートルの大型店だった。

中国の家電市場が当初想定よりも伸びなかったほか、沖縄県の尖閣諸島を巡る問題に端を発した日本製品の不買運動も響いた。現地で仕入れなどの仕組みが十分に構築できなかったことも閉鎖の理由としているがーーー?

また、南京店の閉店の4月22日の正式発表では、瀋陽、天津店は営業を継続すると書かれてあったがーーーー。

いずれにしても、これで、中国で残る店舗は瀋陽店(瀋陽市)のみとなる。

中国の宣伝戦に利用される日本の政治家!?

2013-06-05 | 政治・経済
先の鳩山元首相、山口公明党代表、および村山元首相達はいずれも中国の巧みな外交戦術に踊らされ、中国を訪問し、見事に罠にはまってしまっていると指摘した。(=1月30日のブログ

今回も、中国を訪問した野中広務元自民党幹事長が、3日の劉雲山中共中央書記処書記(中共中央政治局常務委員)との、人民大会堂での会見において、日中国交正常化時の尖閣諸島問題棚上げについての両国指導者間の合意を振り返り、「日中友好は大勢の赴くところ、人心の向かうところだ。このために全力を尽くしたい」と強調した。(=人民網、6月4日報道

また、4日の関西空港での会見で、「私は『尖閣諸島』問題について日中首脳間に合意があったことを表明するために訪中した。この問題をめぐる日中間の対立は、国民をひどく不安にさせている。(日本)政府が係争棚上げの共通認識を無視したからこそ、今日の対立がもたらされた」と述べた。発言を撤回するかどうか繰り返し問いただす日本メディアに対し、野中氏は「日中関係の改善に向けた私の努力に対する『無理な要求』だ」と反論。中国側に利用されたとの見方も否定した。(=人民網報道

これに対して、菅義偉官房長官は、5日午前の記者会見で、「野中さんの発言は田中(角栄)元首相の40年前のことだ。それも伝聞で聞いたと(いうものだ)。確たる根拠も示さないで、招待された中国で、わざわざ発言することに非常に違和感を覚える。多くの国民も同じ思いだろう」と述べ、強い不快感を示した。(=5日MSM産経ニュース

棚上げ論に関しては、外務省のサイトでは、Q&Aの形で見解(中国側との間で尖閣諸島について「棚上げ」や「現状維持」について合意したという事実はありません)を、公開外交文書を参照し、述べている(=Q&A14)

この人民網のサイトは日本版だけでなく、中国語版もあり、中国人にも同時に見られている。

発言の自由はあるが、こうした一連の政治家の中国を利する、しかもわざわざ中国を訪問しての発言は中国側にうまく利用されるだけで、何のメリットがあるのだろうか!?