やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

中国、2012中国環境状況報告を発表、環境状況は依然厳しい

2013-06-12 | 政治・経済
中国環境保護省は4日、『2012中国環境状況報告』を発表し、全国の環境状況は、「依然厳しい」ことを認めた。

大紀元の言を借りると、
1.
水資源について、全国の主要河川の3割が「汚染」または「重度汚染」されている。
60の湖(ダム)のうち、プランクトンなどが過度に繁殖し、富栄養化しているものは25%を占める。
また、198都市の4929ヶ所の地下水測定値において、「比較的悪い~極めて悪い」場所の割合は57.3%と半分を超えている。

2.
全国9ヶ所ある主要な湾のうち、青島膠州湾、遼寧省遼東湾、福建省闽江河口の水質は「悪い」となっており、渤海湾、長江河口、杭州湾、珠江河口の水質は「極めて悪い」となっている。
水質が「悪い」や「極めて悪い」と判断された湾は9ヶ所中、7ヶ所である。

3.
さらに大気の状況について、昨年発表された新『大気環境基準』によれば、325の都市の大気が基準に達しているのは4割。
このなか、北京や上海、広州などの大都市を含む113の環境保護重点都市のうち、基準に達したのは23.9%にとどまっている。

 報告書はさらに、農村部の環境汚染が深刻だと指摘。工業や鉱業、畜産業による汚染が進み、特に飲用水や地表水の汚染は予断を許さない状態だという。

中国人同僚が環境汚染を話題として、取り上げないのが不思議です。もっとも、汚染を出す方ゆえ、大きな顔をできないですがーーーー(ー_ー)!!
近隣化学会社も、官庁から睨まれてます
長江の船舶事故で、水が汚染され、ミネラルウォーターの買いしめパニックなどもーーー。

毎日、1万m泳いでいるって本当!? 習近平国家主席さん!

2013-06-11 | 健康・スポーツ
習近平習近平1習近平国家主席がオバマ大統領に、「私は毎日1万メートル泳いでいる」と話したそうな。
この写真のお腹を見てください。本当かいな?毎日今でもそんなに泳いでいるのかしら?
もっとも、1千メートルの処を1万メートルと、通訳が誤訳をしたそうな。(=産経ニュース東方日報

それにしても、三浦雄一郎さんの体つきと比較してみてください。本当に、今でも運動を続けている体に見える?
三浦雄一郎


ハウステンボス・大胆経営が奏功して、黒字化!!

2013-06-11 | 社会・風俗2
Miffysawada日経ニュースによると、「ハウステンボス(長崎県佐世保市、沢田秀雄社長)が10日発表した2012年10月~13年3月期の単独決算は、営業利益が前年同期の2.3倍の27億円だった。上半期だけで12年9月期通期の実績(24億円)を上回った。集客が好調なためで、13年9月期通期は前の期に比べて79%増の44億円と過去最高益を見込む。」と。

色々なイベントの効果で、入場者数が129万人と前年同期の1.5倍になり、収益改善につながった。

ハウステンボス(=Huis Ten Bosch=ハウス・テン・ボス=森の家)は、オランダの街並みを再現したテーマパークで、1982年暮れに長崎オランダ村として、設立。1992年3月にオープン。
2003年には会社更生法を申請するなど、2009年までは18年連続の赤字に苦しんできた長崎のテーマパーク「ハウステンボス」ですが、大手旅行会社HISの創業会長である澤田秀雄氏が再建に乗り込んで丸3年、順調に再建は軌道に乗りつつある。債権放棄、佐世保市の税金優遇などもあるが、大胆な澤田流経営が功を奏している
長崎県佐世保市にあり、関東に比べ人口密度も低く交通の利便性にも劣る地域で、商売に不向きなその場所で、なぜ黒字化できたのか?ー>それは、経費削減もさることながら、人が喜ぶ「面白さ」をたくさん提供して、人集めをして来たと。

この澤田秀雄氏ですが、エイチ・エス証券株式会社代表取締役社長。株式会社エイチ・アイ・エス取締役会長。2003年3月よりモンゴルAG銀行(現・ハーン銀行)の取締役会長。2010年4月よりハウステンボス社長と肩書もさる事ながら、発想も大胆であり、人のやらないことを辛抱強くやり、成功していますね。
結果オーライで、評判は大変良いです。
この公式サイトを開くと現在の様子が見られます。

中国の端午節が始まる

2013-06-10 | 社会・風俗
粽子1粽子26月10日(月)から中国では端午節「DuanWw3Jie2」で3連休です。と言っても、土日も出勤で、7日間連続で働いてきたがーーー(-_-;)。

楚(現在の湖北省、湖南省を中心とした地域)の屈原「QuYuan2」の故事に因り、中国では端午節には粽子を食べて祝います。左記写真は昨日、会社事務所で祝った粽子です。
中国の端午節(旧暦5月5日)には、日本の端午の節句(子供の日)の源があり、ネットで見てみると興味深いです。

【端午節】に行われる有名な行事に、ドラゴンボートレース(龍船「Long2chuan2」)があります。
屈原が国を憂い、その想いが届かず、楚の将来を儚んで5月5日に入水自殺してしまった。人々は屈原の遺体を探すために、川に船を出したが、遺体は見つからなかった。屈原の体が川の中で魚の餌になるのはしのびないと考えた人々が、船から太鼓を叩くなど大きな音を立てて魚を追い払らった。それ以降、5月5日は屈原を偲んで川に船を出すという習慣が生まれ、それがやがてドラゴンボートレースとして発展することとなったと言われている。

【粽子】[Zong4zi]を食べるが、屈原の体が魚に食べられないように…という配慮から、大きな音を立てて魚を追い払ったと同時に、魚が空腹にならないように(または、屈原への供養のため)川へちまきを投げたと言う言い伝えに因っている。
粽子の他に、中国ではいろんな食べ物があります。(=中国網で紹介している
中国に元祖(GANSO)と言う台湾系の伝統食品を扱っている店があり、ここの粽子はおいしいです。

端午節は無病息災を祈念する行事であります。中国ではこの時期に薬草を摘み健康を祈願する習慣がありました。中でもよもぎや菖蒲は邪気を払う力があるとされ、菖蒲酒を作って飲んだり、よもぎで人形を作って飾ったりなどしていました。
湖北省秭帰県(しき-けん)は屈原の故郷でもあり、千年の歴史を持つ絵巻のような端午節が展開されるそうです。