先月「きっと、うまくいく」を観てから俄かにインド映画のファンになった私は、今月3本のインド映画を観る予定です。
第一弾は「エンドロールのつづき」。
(公式サイトより引用)
貧しい映画好きの少年が厳格な父の目を盗んで映画館に入り浸ります。映写技師と仲良くなって、母の弁当と交換にタダで映画をたくさん観ます。どんどん映画にはまっていった少年は映写機を開発し、フィルムを持ち出して上映します。そして・・・。
これ、パン・ナリン監督のほぼ実話らしいです。
子どもたちが映画を観るために団結して協力しますが、悪さもするのでハラハラしながら観ていました。でもそんなギャング(いたずら小僧の集団)の存在も、子どもの頃はいい側面も多いですね。
優しい母の作る料理、真上からのアングルが素晴らしく、手際よく作る様子がよくわかりました。そしてどれも大変旨そうです。
映画愛と母の愛を強く感じました。
公式サイトに「これは現代版ニュー・シネマ・パラダイスだ」とありましたが、映画好きだけでなく、全ての人にお薦めできる作品です。
最後に監督が尊敬する世界の映画監督の名が出てきました。日本人では勅使河原、小津、黒澤のお三方。
久しぶりにこの方たちの映画をだくさん観たくなりました。
それにしてもチケット売り場のお姉さん、今日何か面白くないことでもあったのかな。