企業再生の現場で直面する問題に、利益は出ていないが事業を続けたい経営者心理があります。はっきり言います。利益が出ないなら「経営はやめなさい!」です。たまたま一年だけ利益が出ないなら、原因分析をし、対策を練り、実施する。これで、ある程度の改善は出来ます。しかし、2期連続で営業利益が出せないならやめるしかありません。周りを不幸にしてしまいます。こどもの通知表はどんなに悪くても「1」です。でも大人になって経営を始めると、決算書という通知表は「マイナス」がついてしまいます。連続でマイナスなら、あなたには経営は向いていないのです。いったんゼロにする勇気を持ちたいですね。
著 者 辻 信太郎
発 行 2005年3月1日 4刷
発行所 サンリオ
価 格 920円+税
お勧め度


感 想 「ぶーぶーいってないで行動しよう」、「まだ まだ のきもちで」、「百忍」など、誰もが知っているけれど、改めて口には出さないことがいっぱいです。「みんなのたあ坊の采根譚」の子供版です。ひらがないっぱい。簡単な表現で分かりやすい。こんなに簡単に当たり前のことを言ってくれる本は数少ないかも・・・。挿絵がたあ坊なのも心和む原因かも。難しい表現が好きな人には、向いていないかもしれませんね。
発 行 2005年3月1日 4刷
発行所 サンリオ
価 格 920円+税
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感 想 「ぶーぶーいってないで行動しよう」、「まだ まだ のきもちで」、「百忍」など、誰もが知っているけれど、改めて口には出さないことがいっぱいです。「みんなのたあ坊の采根譚」の子供版です。ひらがないっぱい。簡単な表現で分かりやすい。こんなに簡単に当たり前のことを言ってくれる本は数少ないかも・・・。挿絵がたあ坊なのも心和む原因かも。難しい表現が好きな人には、向いていないかもしれませんね。

叱られちゃいました。ある金融機関の支店長から・・・。
事の発端はA社の金融破綻懸念からです。「もう、社長宅を社長の息子さんに売るしかありません。ついては、息子さんに住宅ローンを組んでください。」と、私。
「潰れそうな会社の社長の息子にお金なんか貸せません。」と、支店長。
「感情的にはわかるけれど、住宅ローンは正常債権であり、金融機関の不良債権の減少に繋がるから金融機関自体にも利があるはずですが・・・。」と、私。
「そこまで考えていませんでした・・・。」と、支店長。
どうですか?まずは理論的裏付けを持って金融機関と話をしてみたいですね。単に金融機関自体が知らないだけということも意外に多いかもしれませんよ。
事の発端はA社の金融破綻懸念からです。「もう、社長宅を社長の息子さんに売るしかありません。ついては、息子さんに住宅ローンを組んでください。」と、私。

「潰れそうな会社の社長の息子にお金なんか貸せません。」と、支店長。

「感情的にはわかるけれど、住宅ローンは正常債権であり、金融機関の不良債権の減少に繋がるから金融機関自体にも利があるはずですが・・・。」と、私。

「そこまで考えていませんでした・・・。」と、支店長。

どうですか?まずは理論的裏付けを持って金融機関と話をしてみたいですね。単に金融機関自体が知らないだけということも意外に多いかもしれませんよ。
