日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

そのときどうする!? セミナー御礼

2009-02-28 | 講演会日誌
皆様にお知らせしておりました弊社グループ主催セミナー
「そのときどうする!? 貴社を取り巻く危機対策」には
たくさんの皆様にご参加いただきました。

今回ご参加いただいた企業様は
個人事業主様から零細企業果ては年商○百億円の企業様まで幅広くご参加いただきました。

午後2時から4時過ぎまで休憩無しのセミナーは
喋っている側も疲れますが聞いている側の方もお疲れになったことと思います。

今回のセミナーの感想を記入いただきましたが
一様に「自社のいざという時の対処が分かってよかった」
「時代の流れの速さを改めて知った。」
「もっと時間を取ってもっと色々教えて欲しかった」など
ご好評を得た結果となりました。

そしてもうひとつうれしい誤算(?)がありました。
それは、来週月曜から木曜日まで連続4日間開催する
「100年不況対策セミナー 建設・製造・小売・飲食業編」に
そのときどうする!?セミナーに参加いただいた中の
約2割の方が聴講申し込みをなさってくださったことです。

逆を取ると
がけを転げ落ちるどころかがけから落とされるような景気の中で
各企業様がそれほど困っておられるという事です。

また沸々と闘志が湧いて来ました。
どんなに小さな一歩でも良い
私たちから元気の元を発信して行きたいと思います。
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会社はこうして潰れていく

2009-02-28 | 他人のフリ見て我が身を正す
昨今上場企業でさえハイスピードで倒産して行くことを記事にしました。
このご時勢、いつどこが倒産しても不思議ではないそんな気さえします。
そこで今回はなぜ企業は倒産するのかについて考えてみたいと思います。

倒産する理由はたった一つです。
それは「資金繰りに行き詰る」事態に陥ること
常々こんな風にご紹介しています。

どんなに赤字を垂れ流していたとしても
お金さえあれば企業は必ず存在します。
事業継続を断念する理由は「お金」以外には無いのです。

ではそのお金が無い状態になるのは何故かについて考えてみます。
①未回収の売掛金が多すぎる
②多額の受取手形が不渡りとなった
③在庫が過剰だ
④貸付金、仮払金が多すぎる
⑤資金の運用を失敗した。(株の暴落など)
⑥過大な設備投資をした
⑦意味の無いM&Aをしてしまった
⑧不必要な資産を購入した
⑨支払手形に頼りすぎた
⑩短期借入金を放置しておいた
⑪金融機関との関係が悪くなってしまった
⑫資本金を集められない
こんなところでしょうか。

上にご紹介したのはあくまでも資金が足りなくなる原因です。
ただし、本当の原因を探ってみるとすると
その原因は「経営者が資金に無頓着である」としか言いようがありません。

どんなに売上を上げても代金を回収しなければ
商品と人件費の無償提供にしかなりえません。

どんなに良い品物、安い品物であっても
売ってしまわなければ仕入先にお金を贈与し尚且つ
商品の保管に精を出さねばなりません。

会社が潰れるのは「資金の捻出が出来ない」からです。
是非ともキャッシュフロー重視の施策をとっていただきたいものです。
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仕事と作業

2009-02-28 | 経営改善
仕事とはするべきこと、しなければならないことを言います。
作業とは主として肉体労働を伴う仕事を言います。
従って作業は肉体を使うもの
仕事はそれに頭や思いを乗せるものという事になるかもしれません。

次の結果は仕事でしょうかそれとも作業でしょうか?
①大根を作る
②おいしい大根を作る

次の問題です。
①ペンキを塗る
②きれいにペンキを塗る

それではその次です。
①家を建てる
②住み心地の良い家を建てる。

これはどうでしょうか?
①税金の計算をする
②一番安くなるように税金の計算をする

最後に
①大きな声を出す
②みんなが元気になるように大きな声を出す

なんとなく解っていただけたでしょうか?
①は行為や所作そのものを言っています。
そこには工夫も感情も入っていません。
ただ黙々と事をこなして行くだけです。
即ち「作業」を指しています。

これに対し
②には①に加え工夫があります。
考えるという行動が伴います。
思いが込められています。
従って「仕事」を刺します。

同じ9時から17時まで働くのなら
作業ではなく仕事をしたいものですね。
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