誰も見ていないかもしれない、でも見ている人はきっといる

3日間の出張が終わりました。

この数か月東京出張が続いています。
というか今までも年間40往復位はしていたので
その割合から行くと約50％増しの年間60～70回ペースでしょうか…。

今月はあと4往復することが決定しています。

ある空港関係者（滑走路へ、出発する飛行機を誘導する方）がこんなことを言っておられました。
「私のモチベーションが維持されるのは出発する飛行機を見送る時です。
　見送る際に飛行機に向かって『いってらっしゃい』と手を振るとき
　飛行機の中から私たちに向かって手を振って頂ける瞬間です。」
そんな様な事を云っておられました。

今晩羽田空港を発つ際は大粒の雨が間断なく振り続けていました。
暗闇の中で雨具を着た3名の地上スタッフの方が
私が乗る飛行機に向かって大きく手を振ってくれていました。
きっと飛行機の中で暗闇の3名を見つけた人はほとんどいなかったと思います。

でもその3名はいつものことなのか
それとも私が手を振るのが見えたからかは定かではありませんが
手を振る私に向かって、今まで以上に大きくそして若干早く手を振った後
深々とお辞儀をしてくれていました。

私が気付かなければ誰も気づかなかったかもしれない
でも、出発する飛行機の安全と楽しい旅の一助になればと手を振ってくださる地上係員を見ていると
人が見ているからやる
人が見ていないからやらないではなく
自分の仕事に真心を込めることの大切さを教えて貰ったように思います。

挨拶は自分の為にするもの
仕事は自分の成長のために有るもの
明日からの活力を頂いたように感じます。

次回以降もＪＡＬの方々よろしくお願いいたします(^_-)-☆