躍りに躍ったアメリカの経済がおかしくなってきています。
ITバブルとも言えたこの数年のバブルが崩壊し
いよいよリストラの嵐が吹き始めました。
GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft) を中心に
既に15万人という人たちがリストラに直面しています。
更には新規雇用の見送り。。。
これは
ドル高や
物価高騰による金利高で広告費を含む諸経費の削減
そしてライバル企業の台頭など
この世を謳歌していた世界的企業でさえその業績に陰りを見せ始めています。
そんななか
日本ではこの春の賃上げを声高に政府や大手企業が吹聴しています。
平均賃金489万3100円(令和3年賃金構造基本統計調査 )といわれる日本
男性 546万4200円
女性 385万9400円 (いずれも44歳前後通勤費含む)
企業がこの平均賃金を5%~10%上げるとなると何をするか?
ひとつは人員整理(解雇、時短、パートアルバイト化)
ひとつは採用の停止
ひとつは変動費化(派遣)
ひとつはAIロボット化
となりますが
恒久的に効果があるのはAIロボット化なので
補助金助成金を使ってどんどん「脱雇用」に走ることが想定されます。
いつの間にか成長しようとしない人間には生きにくい時代に突入しました。
少し前までは人が競争相手でした。
しかし今はAIやロボットがそこに加わり
更には評価制度により「昨日までの自分」までが競争相手になっています。
片方で賃金アップ賃金アップと景気の良い話をしていますが
半面その話は自分たち従業員の首の皮が薄くなっているのだ
という自覚を持つ必要のある重大な話だったのです。
さあ、人格形成とスキルアップに力を注ぎましょうか(^^)/