
某大手不動産業者が管理している集合住宅
その一室を会社事務所として使用しています。
その玄関ドアを開けて中に入ろうとして
2つある鍵穴の一つにキーを差して右へ回した瞬間
私の右手はなんとも言え無い無重力感を感じ取りました。
あっ!!
鍵折れた!!
鍵の半分は私の手元に
そしてもう半分は鍵穴の中にしっかり鎮座しています。
どうしましょ??
開くことの無い鍵に為す術もなく
仕方なく管理会社に電話をしました。
0120-。。。。
そこから自動音声との闘いが始まりました。
急ぎでないならインターネットを通して依頼しろという自動音声の案内にもめげずに
なんとか人間の交換手(?)と話ができ事情を説明
状況を見に来て貰えるよう鍵の業者に連絡を取るので連絡を待って欲しいとの指示を貰いました。
電話を終えて即クライアント先の会議に出席
会議開始10分ほどで0120-。。。。から電話がありましたが
重要な会議の席を外す訳にもいかずそのまま放置
会議が終わった午後4時30分頃ハンズフリーにしてある車載電話で折り返すと
「ただいま大変混み合っております。
順にお繋ぎしますのでそのままお待ちください。」の自動音声
そのまま車を走らせながら待機していると
午後5時少し前になって漸く電話がつながり見に来て貰える時間の調整をして
電話を切ろうとすると
「ここでは訪問時間のご希望は聞きましたが訪問スタッフの手配が付くかどうか今から確認するので折り返しの電話を待って欲しい」旨伝えられました。
午後5時から別のクライアント様との打合せです。
その最中に電話がかかって来ても取れない可能性があります。
先ほど電話がつながるのに30分近く待った旨を伝えこのまま待てないかと交渉しましたが、一旦電話を切ると言って電話を切られてしまいました。
ああ、
これで今夜は野宿決定か。。。
なんて思いながらクライアント様に事情を説明し
電話がかかってきたら打合せを中座する旨ご了解を得ました。
打合せ開始後約10分
件の担当者から電話があり
「希望の時間に訪問できます」との回答を得ました。
約束の時間は午後6時30分
打合せ後十分に時間を取ってあったのですが
なんと普段30分で到着できる場所であるにもかかわらず
降りしきる雪と夕方の混雑で結局集合住宅に戻れたのは午後6時29分
それから1分後に私のスマホに着信
鍵の業者さんが入り口で待機してくれていました。
ここまで2回話してきた事情を再度説明し
いざ鍵穴に鎮座しているキーの片割れを見て
「あっ!?鍵が残っている。。。」と絶句
オイオイ!
いま説明したし、手元にあるキーの片割れも見ているじゃん!
と心の中で思いながらも静観していると
テキパキと鍵穴に残ったキーの片割れを取り出してくれました。
業者さんが到着から対処してその後の事務処理も全部終わらせるのに約8分
あっという間の解決でしたが
部屋に入れなくなるんじゃないかという不安な気持ちの中
対応してくれた関係各位には感謝感謝です。
まさかのキーの中折れ
自分の人生初の出来事でしたが
5時に訪問した方は元々金庫を作っていた方でした。
その方曰く「鍵が折れるなんてしょっちゅうですよ。」との事でした。
人生62年目にして初の鍵の金属疲労
私の人生も金属疲労を起こさないようちゃんとメンテナンスして行きたいと思います←ベタな〆でスミマセン<(_ _)>