昨年のトヨタの株主総会で突然豊田章男社長が引用したロバと老夫婦の話
童話でもなければ出典も定かではありませんが
どこかで聞いたことがあるお話でした。
私が周囲の言葉（批判や噂）を気にしなくなった根拠が
まさにこの「ロバと老夫婦」の話に合ったように思います。
あらすじはこうです。
ある片田舎に夫が足の悪い老夫婦がいました。
歩行に支障をきたすためある日ロバを買いました。
さっそく老夫婦は二人でロバに乗って街へ出ると
「可哀そうに二人でロバに乗るなんて」と言われ
足が悪い夫はロバから降りあるいていると
「なんてひどい妻だ！足の悪い夫を歩かせるなんて」といわれ
今度は妻がロバを降り足の悪い夫がロバに乗り歩いていると
「なんてひどい夫だ！妻を歩けせるなんて」といわれ
遂には老夫婦が二人ともロバを降りて歩いていると
「なんてバカだ！夫婦そろってロバの使い方も知らないなんて！」と言われたというお話です。
何をやっても周囲は無責任に面白がって批判非難を言い続け
誰もその本質を見ようとしない
そんな周囲の言葉に当事者は翻弄されてしまう。
ここからは私見です。
だから私は周囲の非難や批判、批評、噂に耳を貸しません。
自分が辛くなってしまうからです。
周囲が何と言おうと自分の思いで行動を続け発信していく
それを受け取る側が何を言おうとそれは私の価値観ではありません。
だから気にもしないしそれに左右されようなんて思いません。
昨今のコロナ禍でのマスコミのネガティブキャンペーンを見聞きして
本当に政府も行政もご苦労と思います。
何をやっても批判をされる訳ですから。。。
トヨタが全世界では東京オリンピック提携のCMを流しながら
ニッポンでは流さないという決断をした背景には
この「ロバと老夫婦」の話が有るような気がしています。
頑張れニッポン！
頑張れ東京オリンピック！
