2018年に発刊された「AI失業」前夜
これから5年、職場で起きること経営戦略コンサルタント鈴木貴博著
2年も経過してようやく読了
少し読書感想文を書きます(本に書いてあることを基にして私見を書きます)
コロナウイルスの蔓延もあって
この単行本に書いてあることが空恐ろしいほどに切実に伝わって来ました。
AIに取って代わられるホワイトカラー
それに足を引っ張られるブルーカラー
企業は悲鳴を上げ正社員を非正規社員に切り替えるも
国の施策は正社員の割合を増やすこと
ならば企業は「従業員の総数自体を減らす」ことに奔走する
人手が足りなければ足りないほど
工夫することで乗り切ろうとする全世界の企業
この一年や二年でそうなるとは言えないまでも
五年十年の単位では必ずやってくる人余り
週40時間働いている現在も
週20時間、30時間労働でも十分に仕事が終わる世界
仕事のシェアリング(分担)で漸く仕事にありつける面々
ありつけない人たちは、生活保護しかなくなり
更に貧富の差は広がっていく
自力で生き残れるのは、
AIやロボットにはできないことをやれる超スキルの高い人々と
問題提起出来る人(解決策はAIが提示してくれる)
そして、資産運用(投資)出来る人
第3次産業革命までは新たな技術などが発明されても仕事はできていました。
しかし、AIによる産業革命では新たな仕事は
AIとロボットが多くを担ってしまいます。
のほほんと過ごしている場合ではなくなりました。
自分を磨き上げないと生き残れない時代に突入しています。
そろそろ本気出さないとみんなと一緒に取り残され組になってしまいそうです。