読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『アンナの赤いオーバー』(絵本)

2012年02月06日 | 社会に目を向ける本
毎日寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
明日は急に暖かくなるそうで、なんだかジェットコースターのような気候ですねえ。

冬なので、今日の小2クラスではこの本を読みました。

アンナの赤いオーバー (児童図書館・絵本の部屋)
クリエーター情報なし
評論社

『アンナの赤いオーバー』(評論社)
ハリエット・ジィーフェルト・文
アニタ・ローベル・絵
松川真弓・訳

アンナ(主人公の女の子)の古いオーバーはすりきれてしまって、小さくなっていたので、
「戦争が終わったら、新しいオーバーを買ってあげようね」と
去年の冬、お母さんは言いました。
でも、戦争が終わっても、お店はからっぽ。
おまけにお金もありません。
そこで、お母さんはアンナのオーバーを手に入れるために、いいアイデアを思いつきます。

今は、お店に行けば何でも手に入る時代ですが、この絵本を読むと
色々な人が色々な仕事をして、ようやく一つの品物(オーバー)が作られているということがわかります。

お母さんの知恵も素晴らしいですし、周りの人々も温かくて素敵です。
最後のクリスマスパーティのシーンは、思わずにっこりしてしまいます(^^)

心が温かくなる絵本です。

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