先週の小学生国語道場では、こちらの本を読みました。
岐阜県などのある地域では、ハチの子を食べる習慣があります。
実は、昔から世界中で虫は食べられてきたそうです。
この写真絵本は、岐阜県の串原地区での、虫を食べる習慣を追ったものです。
絵本を開くと、女の子が美味しそうに「ヘボの甘露煮」を食べています。
「ヘボ」とは、クロスズメバチのことだそうです。
筆者は虫を食べたことがありません。
なぜ虫を食べるのか、本当に美味しいのか、そんなことを知るために、取材を重ねていきます。
「ハチ追い」という方法でハチの巣を見つけ出し、ハチを育て、ハチの子抜きをし、調理して食べる。
その過程を、この本では丁寧に説明してくれます。
「虫はあまり食べたくない」と思っていた筆者も、実際にヘボを食べてみたそうです。
そして、実際に口にしてみて、一度「おいしい」と感じると、その後はヘボ料理を見ただけでもおなかが鳴るようになってしまったとか。
虫を食べることは、私たちの地域ではなじみがないので、お子さんたちは興味津々で聞いてくれました。
同じ日本でも、文化や習慣は千差万別です。
海外に行かずとも、日本の中でも十分異文化体験ができますね!
偏見のあまりない子どもの頃に、たくさん本を読み、視野を広げておくことの大切さを感じました。
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