読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『それぞれの冬休み』("ONE WORLD1"より)

2020年02月24日 | 英語の本
2月第2週の小学生英検5級クラスでは、こちらの教科書から『それぞれの冬休み』という単元を読みました。
 現在進行形が学べる、こちらの単元。
冬休みに、国際電話で新年へのカウントダウンをしたり、ハワイに行ったり、なんとも楽しそうです。
クリスマスに七面鳥を食べるなど、世界の様々な場所での年末年始の過ごし方を知ることができます。
生徒さんは、ハワイの写真に興味津々でした。
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『さくら子のたんじょう日』(小4・小6に読んだ本)

2020年02月24日 | 命・人生について考える本
2月第2週の小学生国語道場クラスでは、こちらの本を読みました。

 こちらは、『びゅんびゅんごまがまわったら』を書いた宮川ひろさんの作品です。
生徒さんたちにそのことを伝えると、「そうなんだ!」と期待一杯の反応が。
『びゅんびゅんごま…』は、よっぽど生徒さんたちの心に残ったんですね!

さくら子は、小学2年生。
「私の名前ね、どうしてさくら子になったの?」というさくら子に、お母さんは「山のさくらの木からもらった、さくら子よ。そうだ、この夏休みに、あのさくらの木に会いにいってこようか。」と答えます。

電車に乗ってたどり着いたその木は、栗の木でした。
けれども、その栗の木の上を見ると、大きく伸びている木は桜です。
実は、この栗の木は大きな台風で折れてしまったのです。
芯が折れてしまって、もう上へ高く伸びることはできなくなりました。
しかし、2年経ったとき、折れてしまった頭はウロになって、落ちた葉っぱが朽ちて土になり、そこに小さな芽が出たのです。さくらじゃないか。小鳥がさくらんぼをついばんできて、ふんをして、そのふんが木のウロに落ちて、芽を出したのです。

「くりの木がみごもって、さくらという赤ちゃんを生んで、こんなに大きく育てたのよ。」
この栗の木は、「みごも栗」というそうで、あかちゃんが欲しい人が、この栗の木にあやかりたいと来るようになったのだそうです。
「母さんも、『みごも栗』にお願いして、さくら子が授かりました。」と、お母さんが言いました。

月日は流れ、さくら子は春から六年生になります。
そして、おばさんのお墓参りに行くのですが…。

後半は、涙があふれそうになるのを隠して、平常心を装って読むのが大変でした…。
生徒さんたちも、神妙な表情で聞いていました。
「誕生の奇跡」「命の大切さ」など、言葉で言うのは簡単ですが、そのことを心で受け止める機会は意外と少ないように思います。
この絵本を読むと、「絵本の力」を実感させられます。
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『スイミー』(小2に読んだ本)

2020年02月24日 | 哲学・生き方の本
『アレクサンダとぜんまいねずみ』を読んで、レオ・レオニが気に入った小2クラスの生徒さん。
そこで、レオ・レオニの気になる作品を選んでもらい、しばらくそちらを読むことになりました。

2月第2週はこちらの本を読みました。
 広い海のどこかに、小さな魚の兄弟たちが楽しく暮らしていました。
赤い兄弟たちの中で一匹だけ真っ黒な魚がいました。
泳ぐのは誰よりも速いその魚の名前は、スイミー。

ところが、ある日まぐろに襲われ、兄弟たちはみんな飲み込まれてしまいました。
逃げたのはスイミーだけ。

そこから、スイミーの新しい人生が始まります。

独りぼっちだったスイミーが、仲間を見つけ、リーダーシップをとってみんなで危機を乗り越える…。
私自身が子どものときに、初めて『スイミー』を読んだ時も、この話の展開には感動しました。
ずっと読み継がれるべき名作だと思います。

生徒さんも以前読んだことがあったようですが、こちらでも熱心に聞いていました。
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