読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『かさぶたってどんなぶた』(小5に読んだ本)

2018年04月27日 | 詩・短歌・言葉遊びの本
小5の国語の教科書の初めには、詩が載っています。

そこで、先週の小学生国語道場では、詩がたくさん載っているこちらの本を読みました。
かさぶたってどんなぶた―あそぶことば (絵本かがやけ詩)
小池昌代・編 スズキコージ・画
あかね書房

この絵本には、18の詩が載っています。
そして、どれも実験的な詩ばかり。

クラスでは、時間の関係ですべて読むことはできないので、お子さんたちに気になる詩を選んでもらいました。

クラスで読んだのは、
「おならうた」
「お経」
「か」

衝撃的な(?)詩に、みんな大笑い!
特に、「お経」はお子さんたちがとても気に入って、クラス皆で大きな声で音読しました。
普通の熟語の言葉も、お経っぽく読むと、確かにお経のようですね

お子さんたちと大笑いしながら読んだ後は、ぜひ最後に載っている「小池昌代さんからの手紙」のページを読んでみてください。
それぞれの詩についての解説のような文章が載っているのですが、さすが詩人!詩の味わい方が違います。
こちらの「手紙」を読んでから改めて詩を読むと、違った印象を持つかもしれません。

そして、パワフルな詩の魅力を引き立てるパワフルなスズキコージさんのコラージュも必見です。
コラージュの中にロシア語がちょこちょこ登場するのが、ロシア語をかじった者としては嬉しかったです
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