今週の小4オンライン国語クラスでは、こちらの本をご紹介しました。
長文読解演習の問題文の原典となっている本書。
著者の玄田有史さんは、中学2年生くらいの読者をイメージしながら、仕事の道を自分の足で歩いていくために、今のうちにぜひ知っておいてほしい「働くことの本当」を書かれたそうです。
授業では、2005年1月に出版された増補改訂前のものをご紹介しました(と言っても、授業終了時間に迫っていましたので、見せただけくらいでしたが…)。
ただ、小4でこの文章の意味をしっかり理解できたら、なかなかすごいのでは!?というレベルの内容です。
「即戦力は役に立たない」
「変化を楽しもう」
「悩みながら、歩こう」
など、むしろ今働いている大人にこそ、刺さる言葉が溢れています。
「働くことは矛盾に満ち、だからこそ美しい」という章では、涙が出そうになりました。私自身も、塾で教えてきた中で、学んだことや気づいたことがたくさんありました。
「ちゃんといいかげんに生きる」
心に留めておきたいおきたい言葉です。
そして、お子様たちにはこの言葉を贈りたいと思います。
「勉強とは、『ワケわからん』にあきらめないこと」
勉強することで、ワケわからんことにあきらめずにやり続ける力を身につけてください!将来、その力はきっと生きてくるでしょう。
将来のことや仕事のことで悩んだら、学生の方はもちろん、大人の皆様にも是非手に取っていただきたい1冊です。
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